事務職女性100人に聞いた転職理由ランキング|本音1位は人間関係?
みんな、本当は何が理由で転職しているのクマ?
\先に結論/
事務職経験のある女性100人に、転職を決めた一番の理由を聞きました。
1位は「職場の人間関係」で、29人(29%)でした。
これは、当ブログが2026年7月に実施した独自アンケートの結果です。
この調査でわかった大事な数字を、先に3つ挙げます。
- 転職を決意した一番の理由は「職場の人間関係」が29%で1位
- 転職を考えたきっかけ(複数回答・直近に限らない)では、人間関係を選んだ人が54%
- 面接で転職理由を聞かれた89人のうち、37%は一部だけ伝えるか、別の理由に言い換えていた
私は事務職として15年働きながら、採用担当も兼務してきました。
面接で転職理由を「聞く側」の立場から、回答の内訳と、調査からわかる範囲を紹介します。
なお、この記事のグラフや数値は、出典を明記していただければ転載自由です。
読み終わるころには「人間関係で辞めたい私は甘いのかな」と自分を責める気持ちが軽くなって、面接で何をどう伝えるかも決められるようになりますよ。
- 事務職女性100人の転職理由ランキング(全10項目)
- 「一番の理由」と「きっかけ」の数字の違い
- 回答時点の年代別に見た転職理由
- 面接で本音を言った人・言い換えた人の割合
- データを引用・転載するときのルール
事務職女性の転職理由、1位は「職場の人間関係」29%

事務職経験のある女性100人に、直近の転職で「転職を決意した一番大きな理由」を聞いた結果、1位は「職場の人間関係」でした。
割合は29%です。
およそ3〜4人に1人が、人間関係を最大の理由に転職を決めていました。
やっぱり人間関係なのクマ……。悩んでいたのは、ぼくだけじゃなかったクマ。
そうなんです。給与や残業より、人間関係を一番に選んだ人が多い結果でした。
調査の概要は次のとおりです。
- 調査主体:かなたんブログ(kumakumablog.com)
- 調査方法:インターネットアンケート(クラウドワークスで募集)
- 調査対象:事務職経験と転職経験(1回以上)がある女性
- 有効回答:100名(不自然な4件を除き、同じ条件で追加募集)
- 実施日:2026年7月4日
- 割合:100人を分母にした値(面接の37%だけは、転職理由を聞かれた89人が分母)
この調査は、募集に応じた人の回答です。
事務職の女性全体から、無作為に選んだ調査ではありません。
- 年齢は回答した時点のもの
- 直近の転職前の職種が事務職だったかは聞いていない
- 「きっかけ」と「面接での伝え方」は、直近の転職に限って聞いていない
- 数字は「今回の100人の回答」として見てほしい
回答者は20代前半から50代以上まで集まりました。
中心は30〜44歳で、全体の67%を占めています。
▶ 回答データ全100件(PDF・選択式の回答のみ)はこちら
回答者100名のプロフィールも紹介します。

事務職の経験年数で「5〜10年」「10年以上」を選んだ人が、合わせて68%でした。
2回以上の転職を経験した人も57%いました。
事務職の経験が長い人の回答が多い調査です。
それでは、ランキングを順番に見ていきましょう。
事務職の転職理由ランキング(全10項目)

まず、「直近の転職で、転職を決意した一番大きな理由」を1つだけ選んでもらった結果です。
転職理由ランキング一覧(全10項目)
100人の回答を集計したランキングがこちらです。
割合は100人が分母です(単一回答)。

前向きな「キャリアアップ」を一番の理由に選んだ人は、7人で6位でした。
上位は、人間関係、給与・待遇、通勤・引っ越しの順でした。
キャリアアップを一番に選んだ人は、100人中7人だったんです。
1位「職場の人間関係」29%は2位に12ポイント差
1位の人間関係29%と、2位の給与・待遇17%の差は12ポイントです。
今回の回答では、2位より12人多い1位でした。
職種による違いや、なぜ人間関係が多いのかまでは調べていません。
理由の背景までは、この数字だけではわからないんです。気になる人は、自分の場合に当てはめて読んでみてくださいね。
2位は「給与・待遇」17%、3位は「通勤・引っ越し」12%
2位は給与・待遇への不満で17%でした。
不満の中身(金額・昇給・評価など)は、この設問では聞いていません。
給与のどこに不満があったのかまでは、この集計からはわかりません。
給与の不満といっても、人によって中身はちがうクマね。
3位には、通勤・引っ越しなど環境の変化が12%で入りました。
選択肢は「通勤・引っ越しなど環境の変化」で、通う時間や住む場所の変化が当てはまります。
4位の残業・労働時間・休日への不満11%も、3位と1ポイント差で続いています。
転職を考えたきっかけでは、人間関係を54人が選択

次は、転職を考えたきっかけを複数回答で聞いた結果です。
この設問は直近の転職に限っていないので、一番の理由とは聞いている範囲が違います。
複数回答では「職場の人間関係」を54%が選択
「転職を考えたきっかけをすべて選んでください」と複数回答で聞いた結果です。
100人が分母で、合計は100%を超えます。

人間関係を選んだ人は54%でした。
2人に1人が、人間関係を転職のきっかけに選んだことになります。
54%……。半分以上の人が、人間関係をきっかけに選んでいるクマ!
一番の理由は別だった人が25人
人間関係をきっかけに選んだ54人のうち、29人は一番の理由にも選んでいます。
残りの25人は、直近の転職の一番の理由に別の項目を選びました。
25人が一番の理由に選んだ項目は、次のとおりです。
- 給与・待遇への不満:6人
- 会社の将来性・経営への不安:4人
- 残業・労働時間・休日への不満:4人
- 通勤・引っ越し:3人/仕事内容:3人
- ライフイベント:2人/キャリアアップ:2人
- 雇用形態:1人
ただし、きっかけの設問は直近の転職に限っていません。
同じ転職で理由が重なっていたかまでは、確かめていません。
一番の理由ときっかけは、聞いている範囲が違うんです。この25人は「回答の組み合わせ」として見てくださいね。
年代別に見た転職理由(回答時点の年齢)

回答した時点の年代ごとに、一番の理由で最も多かったものを見てみます。
20代後半と50代以上は「給与・待遇」が1位
年代別に、最も多かった転職理由と人数をまとめました。
※20〜24歳(1人)と45〜49歳(7人)は人数が少ないため、表から省いています。年齢は回答した時点のもので、転職した当時の年齢ではありません。
25〜29歳と50歳以上では、「給与・待遇への不満」が最も多い結果でした。
ただし、14人中5人・11人中4人で、2番目の理由との差はどちらも2人です。
人数が少ないから、言い切りすぎないのが大事クマ。
各年代の人数は少ないので、世代全体の傾向とまでは言えません。
30〜44歳の1位はすべて「職場の人間関係」
30歳から44歳までの各年代では、1位がすべて「職場の人間関係」でした。
人間関係を選んだのは、30〜34歳が23人中8人、35〜39歳が22人中7人、40〜44歳が22人中9人です。
回答者が多い3つの年代で、そろって人間関係が最多でした。
回答者の中心の年代で、人間関係がそろって1位だったんです。
35〜39歳は「ライフイベント」が2番目
35〜39歳では、22人中4人が「結婚・出産・育児・介護などライフイベント」を選び、人間関係(7人)に次ぐ2番目でした。
全体では8%で5位の理由です。
ただし、選択肢は4つの出来事をまとめたものなので、どの出来事だったかまではわかりません。
暮らしの変化が転職の一番の理由になった人もいる、ということですね。
面接で転職理由をどう伝えた?そのまま伝えた人は56%

採用担当として、一番聞いてみたかった設問がこれです。
「面接で転職理由を聞かれたとき、本音をどう伝えましたか?」
聞かれた89人のうち33人は一部だけ・言い換え
回答の内訳は次のとおりです。
表の割合は、回答者100人が分母です(単一回答)。

転職理由を聞かれた人は89人でした。
そのうち56人は、本当の理由をそのまま伝えています。
一部だけ伝えた人は16人、別の理由に言い換えた人は17人です。
この33人は、聞かれた89人の約37%に当たります。
聞かれた人の3人に1人以上が、伝え方を工夫していたクマ。
任意回答23人の言い換え内容
「一部だけ」「言い換えた」と答えた33人には、面接でどんな言葉にしたかも聞きました(任意の記述)。
書いてくれた23人の答えを、内容で分けた結果です。
- 「スキルアップ」「キャリアアップ」「成長」「挑戦」などの言葉:11人
- 「これまでの経験を活かして貢献したい」という形:5人
- 家庭の事情・体調・結婚など、別の事情を伝えた:5人
- そのほか:2人
※記述の中心となる内容で、1人につき1つに筆者が分けました。設問の例に「より幅広い業務に挑戦したく」と書いていたため、前向きな言葉が選ばれやすかった可能性があります。
23人のうち11人が、「スキルアップ」など前向きな言葉に置きかえていました。
一方で、家庭の事情や体調など、別の事情を伝えた人も5人いました。
言い換えといっても、前向きな言葉だけではないんですね。
採用担当目線での具体的な言い換えの例文は、こちらの記事にまとめています。

採用担当として、このデータをどう見るか

ここからは、書類選考から最終面接まで担当してきた私の視点で、この結果を読み解きます。
「人間関係で辞める」は珍しくも恥ずかしくもない
1位29%、きっかけまで含めて54%。
採用担当の立場からも、ひとつ言えることがあります。
面接で人間関係に触れる応募者は、実際に少なくありません。
だから「人間関係で辞めるなんて甘いのかな」と、自分を責めなくて大丈夫です。
「人間関係」と聞いただけで、マイナスにはしません。見ているのは、その状況にどう向き合ったか、次の職場で何をしたいかです。
本音と伝え方は分けて考えていい
聞かれた人の37%が、一部だけ伝えたり言い換えたりしていました。
この結果も、責める気にはなれません。
面接は、本音をすべて打ち明ける場ではないからです。
事実の中から、伝える部分を選ぶのは戦略であって、ウソではありません。
ただし、事実と違う理由を作るのはやめましょう。
実際と違う理由は、くわしく聞かれたときに説明が食い違うおそれがあります。
本音を紙に書き出して整理してから、伝える部分を選ぶ。この順番なら、話がぶれにくくなりますよ。
人間関係で消耗しているなら、一人で抱えず転職のプロに相談する道もあります。
事務職に強い転職エージェントは、この記事にまとめています。

事務職の転職理由でよくある質問

この調査について、よくいただきそうな質問に答えていきますね。
Q1. この調査は信頼できるデータですか?
クラウドワークスを利用したインターネット調査です。
回答は1件ずつ確かめ、ほかの調査と年齢が合わない回答3件と、内容が不十分な回答1件の計4件を除きました。
同じ条件で追加募集した回答と合わせて、100件を集計しています。
募集に応じた100人の自主調査で、無作為に選んだ調査ではありません。
国の統計のような規模ではない点も、踏まえてご覧ください。
回答は、つじつまの合わないものを外してから集計しました。数字は「今回の100人の回答」として見てくださいね。
Q2. グラフや数値を自分のサイトや資料で使ってもいいですか?
出典を明記していただければ、転載自由です。
「かなたんブログ」の名前と、この記事のURLをそえてください。
事前の連絡は不要です。
ブログでも、社内の資料でも使えますよ。出典の書き方は、記事の最後にコピーできる形で置いています。
Q3. 転職理由は面接で正直に言うべきですか?
事実をもとに、伝える部分を選ぶのがおすすめです。
今回の調査では、回答者100人のうち56人が、本当の理由をそのまま伝えたと答えています。
実際と違う理由は説明が食い違うおそれがあるので、ウソだけは避けましょう。
本音を全部話す必要はありません。事実の中から、伝える部分を選べば大丈夫ですよ。
Q4. 人間関係が理由の転職は選考で不利になりますか?
人間関係が理由だというだけで、不利になるとは限りません。
ただ、前の職場への悪口に聞こえると、マイナスに働くことがあります。
「環境を変えて、こう働きたい」と、次の希望につなげて話してみてください。
「前の職場がこうだった」より、「次の職場でこう働きたい」に話の重心を置いてみてくださいね。
Q5. 調査の元データはもらえますか?
選択式の回答(全100件)は、回答者名と自由記述を伏せたPDFで公開しています。
自由記述をふくむ一人ひとりの回答は、回答者のプライバシーを守るため、お渡ししていません。
集計した数字とグラフは、出典を書けば自由に使えます。気軽に使ってくださいね。
まとめ|事務職の転職理由1位は人間関係、悩むのはあなただけじゃない

最後に、この調査の大事な数字をおさらいしますね。
- 事務職経験のある女性100人の転職理由1位は「職場の人間関係」29%
- 転職を考えたきっかけ(複数回答・直近に限らない)では、人間関係を選んだ人が54%
- 面接で理由を聞かれた89人の37%は、一部だけ伝えるか言い換えていた
今回の100人でも、人間関係を一番の理由に選んだ人は29人、きっかけに選んだ人は54人いました。
人間関係で悩むのは、あなただけではありません。
だから、自分を責めずに次の一歩を考えて大丈夫ですよ。
ぼくみたいに悩んでいた人が、こんなにいたクマ。
データのご利用について
この記事のグラフ・数値は、出典を明記していただければ転載自由です。
選択式の回答データ(全100件)も、回答者名と自由記述を伏せたPDFで公開しています。
集計の裏付けとして、引用時の確認にもお使いください。
- 商用サイト・メディア・社内資料でも利用OK
- 出典として「かなたんブログ」と、この記事のURLを明記してください
- できれば「事務職経験のある女性100人・2026年7月」など、調査の条件もそえてください
- グラフや記事内の図(イラスト入りの画像も)は、画像の保存でもスクリーンショットでも使えます
- 数値の改変はご遠慮ください
- 年齢(単一回答)
- 事務職の経験年数(単一回答)
- 転職回数(単一回答)
- 直近の転職を決意した一番大きな理由(単一回答)
- 転職を考えたきっかけ(複数回答)
- 面接で転職理由をどう伝えたか(単一回答)
- 記述式2問(辞めると決めた瞬間・面接での言い換え)は非公開
※2026年11月3日更新:調査の注意点・設問の一覧・分母・除外の説明を加え、年代別の表に人数を入れました。言い換えの例は、記述の集計に差し替えました。
出典:かなたんブログ「事務職女性100人に聞いた転職理由ランキング」 https://kumakumablog.com/jimushoku-tenshoku-riyu-ranking/
自分の転職理由に自信がなかったけど、数字を見たら少し楽になったクマ。
その気持ちが、この調査をした一番の目的です。あなたのペースで、次の一歩を選んでくださいね。応援しています。
「自分も転職したほうがいいのかな」と迷っているなら、10問で今の気持ちを整理できる診断も使ってみてください。

転職理由の伝え方まで準備したい人は、面接でよく聞かれる質問と答え方もまとめています。




