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転職エージェントで派遣ばかり紹介される理由3つと正社員求人のもらい方

正社員希望なのに派遣ばかり?届く求人は変えられる。転職エージェントで派遣ばかり紹介される理由と正社員求人のもらい方を、かざぐるまを掲げるかなたんとメガホンで呼びかけるくまきちのイラストで紹介
かなたん
くまきち
くまきち

派遣ばかり紹介されて、もう疲れちゃったクマ…

派遣ばかり紹介されると、正直うんざりしますよね。

\結論/
派遣ばかり届くのは、あなたのスキルや価値が低いからではなく、原因は「仕組み」です。

  • エージェント側の営業事情
  • 派遣求人の数がもともと多い事情
  • 事務を派遣でまかなう企業のコスト事情

この3つが重なり、「派遣の求人ばかりが紹介される」ということが起きます。

この記事では、事務職として15年働き、現役で採用担当もしている私が、「正社員の事務求人がきちんと届く方法」について解説します。

かなたん
かなたん

この記事を読めば、「何をすればいいか」がはっきり見えてきます。
正社員求人を引き寄せる準備を、一緒に始めましょう。

この記事でわかること
  • 派遣ばかり紹介される本当の理由
  • 派遣を紹介されやすい人にありがちな特徴
  • 「無期雇用派遣」など紛らわしい求人の見抜き方
  • 派遣を紹介されたときの正しい対処法
  • 正社員の事務求人を引き寄せる伝え方・探し方
  • 転職サイトで派遣求人を除外する検索設定
  • 自分に合う転職エージェントの選び方

【結論】転職エージェントから派遣ばかり紹介される3つの理由

転職エージェントから派遣ばかり紹介される3つの理由。①エージェント側が派遣を成約させやすい、②そもそも世の中に派遣求人の数が多い、③企業が採用コストや固定費を抑えるために派遣を選ぶ。あなたのせいではありません。紙風船をぽんとつくかなたんと、ほっとしておでこをぬぐうくまきちのイラスト。

最初に結論から伝えますね。
転職エージェントに派遣ばかり紹介される理由は、大きく3つあります。

  • エージェント側が派遣を成約させやすいから
  • そもそも世の中に派遣求人の数が多いから
  • 企業が採用コストや固定費を抑えるために派遣を選んでいるから

この3つは、どれもあなた個人の問題ではなく、仕組みの話です。
仕組みが分かると、「自分が悪いのかな」という気持ちも少し軽くなるはずです。

転職エージェント側の事情

くまきち
くまきち

え、それって自分のせいじゃないクマ…?

まず知っておいてほしいのが、転職エージェント側の事情です。派遣の求人は、正社員に比べて格段に話が決まりやすいんです。

正社員採用では、企業が「長く一緒に働く仲間」を選びます。
だから書類選考も面接も慎重になり、決まるまでに時間もかかりますよね。

一方で派遣は違います。
「いま人手が足りないから来てほしい」というニーズで動くので、条件がマッチすればスピーディに就業が決まります。

かなたん
かなたん

転職エージェントの担当者も人間で、成果を求められています。
決まりやすい求人を優先したくなるのは、自然な流れですよね。

求人構造の事情

次に、求人そのものの数の問題です。
転職サイトや検索結果で派遣求人を多く見かけるのには、はっきりした理由があります。

派遣会社は、常にたくさんの人材を集める必要があるビジネス。
多くのスタッフを多くの派遣先へ送り出すため、求人広告にかける予算も大きく、結果として媒体には派遣求人がずらりと並びます。

くまきち
くまきち

そうだったんだ…自分の検索の仕方が悪いのかと思ってたクマ

つまり、あなたが見ている「派遣ばかり」の景色は、検索の腕や経歴のせいではありません。もともと派遣求人が表に出やすい構造だからです。

母数が多ければ、紹介や検索結果に派遣が混ざる確率も上がります。
これは知っておくだけで、受け止め方がずいぶん変わりますよ。

企業のコスト事情

かなたん
かなたん

企業が事務で派遣を選ぶ一番の理由はコストです。
正社員は固定費が長く続くので、採用は重い決断なんです。

その点、派遣なら必要な期間だけ人手を確保でき、繁忙期や欠員の穴埋めにも柔軟に対応できます。
だからこそ事務の現場では「まず派遣で」となりやすいだけで、あなたの能力を低く見ているわけではありません。

逆に言えば、企業が「この人なら正社員でも」と思える材料を見せられれば、流れは変えられます。
その材料の作り方は、このあと具体的に書いていきますね。

ポイント

派遣が多いのは「成約のしやすさ・求人数・コスト事情」という仕組みのせい。あなたのせいではありません。

転職エージェントに派遣ばかり紹介される人によくある5つの特徴

転職エージェントに派遣ばかり紹介される人によくある5つの特徴。①スキル・資格が伝わっていない、②職歴にブランク・空白期間がある、③短期離職を繰り返している、④希望条件を盛り込みすぎている、⑤書類から「長く働く意思」が見えない。「直せばいい」だけです。おもちゃのアイロンを持つかなたんと、霧吹きを構えるくまきちのイラスト。

ここで一度、紹介する側の目線で「派遣を案内されやすい人」に共通しがちな特徴を5つに整理してみました。

かなたん
かなたん

これらは当てはまっても、「直せばいい」だけです。
プラスに考えていきましょうね。

スキル・資格が伝わっていない

一つ目は、持っているスキルが相手に伝わっていないケースです。

事務の仕事は幅が広いので、自分では当たり前にやっていることほど、書類に書き忘れがちなんです。

請求書の処理、来客や電話の対応、データ入力のスピード、Excelでの集計、部署をまたぐ調整。この一つひとつが、立派なアピール材料になります。

かなたん
かなたん

「当たり前」だと思っていることほど、実は強みなんです。
一緒に書き出してみましょう。

「特別なスキルなんてない」と感じる方こそ、一度、棚卸しをしてみてください。やってきた業務を紙に書き出すだけで、強みは想像以上に見つかります。

簿記やMOSなどの資格があるなら、必ず明記しましょう。
伝わっていないだけで、本当はあなたの中にしっかり積み上がっています。

これは「直せる場所が分かった」というだけのこと。書き出せば、今日から変えられます。

ここがポイント

事務のスキルは「当たり前」ほど書き忘れがち。
業務を棚卸しし、資格は必ず明記しましょう。

職歴にブランク・空白期間がある

二つ目は、職歴に空白期間がある場合です。
結婚や出産、家族の事情でお仕事を離れた時期があると、それだけで紹介が派遣に寄りやすくなることがあります。

くまきち
くまきち

ブランクがあるから、強く言えない気がしちゃうクマ…

ただ、ブランクそのものが評価を下げるわけではありません。
問題になりやすいのは「その期間に何をしていたか」が見えないときです。
空白を隠そうとすると、かえって不安に見えてしまいます。

  • 家庭を支えていた
  • 地域の活動に関わっていた
  • 資格の勉強をしていた

事実をそのまま書いて構いません。

短期離職を繰り返している

三つ目は、短い期間での離職が続いているケースです。
採用する側は、どうしても「またすぐ辞めてしまわないかな」という目で書類を見てしまいます。

くまきち
くまきち

短期離職が続いてるのって、やっぱりマイナスクマ…?

でも、ここも書き方で印象は変わります。
離職に納得できる理由があるなら、ネガティブに見えない形で添えておくだけで安心材料になります。

  • 契約期間の満了
  • 会社都合
  • 家庭の事情

事実を簡潔に書くだけで、受け取られ方が違ってきます。

かなたん
かなたん

そして次の一社では「長く腰を据えたい」という意思を、言葉と態度で示していきましょう。

希望条件を盛り込みすぎている

四つ目は、希望条件が多すぎるケースです。
これは真面目な方ほど陥りやすいので、確認していきますね。

  • 勤務地
  • 年収
  • 残業なし
  • 土日休み
  • 在宅可
  • 未経験OK。

希望をすべて満たそうとすると、正社員求人はどんどん絞られていきます。
結果として、ハードルの低い派遣求人のほうが当てはまりやすくなり、エージェント側も「全部満たすのは正社員だと難しい」と、派遣を出してくることがあります。

くまきち
くまきち

希望を持つのも、わがままなのクマ…?

希望を持つのは、わがままではありません。
ただ、すべてを最初から100点で狙うと、選択肢がなくなってしまいます。
条件に優先順位をつけて、譲れないものと状況によって緩められるものを分ける。
我慢するのではなく、順番をつけるだけです。
それだけで、正社員求人がしっかり届きやすくなります。

ここに注意

希望条件の盛り込みすぎは要注意。
すべてを100点で狙うほど正社員求人は絞られ、派遣ばかり当てはまります。

書類から「長く働く意思」が見えない

五つ目は、書類から「正社員として長く働きたい」という意思が伝わってこないケースです。

かなたん
かなたん

書類選考の時間は短いです。
だからこそ「腰を据えて働きたい」という温度は、想像以上に伝わってきます。

逆に、どの会社にも使い回せそうな内容だと、「この人は派遣でもいいのかな」と受け取られがちです。
長く働きたい気持ちがあるなら、その気持ちを言葉にして書いてください。
それだけで、正社員候補としての見え方が変わります。

無期雇用派遣ばかり紹介されるときの見分け方と断り方

無期雇用派遣ばかり紹介されたら|見分け方と断り方。見分けるポイントは、雇用形態欄・社名・勤務地・時給制を確認、「派」から始まる番号があれば派遣会社、雇用主が派遣会社ならそれは派遣。断り方は、断って大丈夫、「直接雇用の正社員のみ希望」と伝え直す、「希望と違う理由」まで添える。すいかをたたくかなたんと、切ったすいかを見せるくまきちのイラスト。

ここは特に大事なところです。
「無期雇用」「正社員並み」とうたっていても、それが正社員とは限りません。
雇用主が働く会社そのものではなく派遣会社になっている場合、それは派遣です。
求人票の見方を覚えると、紛らわしい求人にもう迷わなくなります。

くまきち
くまきち

「無期雇用」って書いてあったら、正社員だと思っちゃうクマ…

無期雇用派遣・登録型派遣・紹介予定派遣の違い

まず、ひとくちに派遣といっても種類があります。大きく分けて次の3つです。

派遣3種類の違いを比較

横にスライドして見られます

種類雇用主契約期間働く場所直接雇用の可能性確認したい点
無期雇用派遣派遣会社期間の定めなし派遣先派遣先の正社員になる制度ではない「正社員」表記でも、どの会社と雇用契約を結ぶか
登録型派遣派遣会社派遣される期間ごとの有期契約が一般的派遣先原則として直接雇用を前提としない契約期間・更新条件・仕事がない期間の扱い
紹介予定派遣派遣中は派遣会社、直接雇用後は派遣先派遣期間は最長6か月派遣先本人と企業の双方が合意すれば直接雇用直接雇用後の雇用形態は、正社員とは限らない

※無期雇用派遣でも雇用主は派遣会社です。紹介予定派遣も、双方の合意がなければ直接雇用には進みません。

ここを押さえておくと混乱しません。

無期雇用派遣は「正社員のように安定」と表現されることがありますが、勤め先の正社員とは違います。
一方で紹介予定派遣は、正社員を目指す人にとって、派遣の中でも相性のいい選択肢になり得ます。

派遣の種類や仕組みは、厚生労働省「労働者派遣事業について」でも公式に確認できます。

ここに注意

「無期雇用派遣」を正社員と勘違いしないで。
安定して見えても、雇用主は働く会社ではなく派遣会社です。

求人票でチェックすべき4ポイント

くまきち
くまきち

求人票のどこを見ればいいクマ…?

求人票を開いたら、次の4か所を確認するクセをつけましょう。ここを見るだけでも、派遣かどうかの見当がつきます。

  1. 雇用形態の欄に「派遣」「無期雇用派遣」と書かれていないか
  2. 募集している会社名が「〇〇スタッフ」「〇〇スタッフィング」など、いかにも人材系の社名になっていないか
  3. 勤務地が「派遣先による」「就業先により異なる」となっていないか
  4. 給与が月給ではなく時給で書かれていないか

このうち2つ以上当てはまったら、派遣の可能性が高いと考えてください。
正社員のつもりで応募して後でがっかりしないよう、応募ボタンを押す前にしっかり確認してみてくださいね。

派遣事業許可番号「派〇〇-〇〇〇〇〇〇」で見抜く

もう一つ、見抜く手がかりがあります。
派遣会社は国の許可を受けていて、多くの会社がその許可番号を公開しています。
求人や会社情報のどこかに「派13-〇〇〇〇〇〇」のような「派」から始まる番号が載っていたら、その会社は派遣事業を行っている会社です。

求人票の隅や、会社概要のページに小さく書かれていることが多く、見落としやすい部分でもあります。
気になる求人があったら、この番号の有無をチェックしてみましょう。

番号が本物かどうかは、厚生労働省「人材サービス総合サイト」で検索して確認できます。気になる会社があれば、自分でもチェックしてみてくださいね。

ここに注意

こんな求人票は要注意。一見正社員でも、実態は派遣です。

雇用形態:正社員(…と書いてあっても)

会社概要:派13-〇〇〇〇〇〇 ← この番号があれば派遣会社

勤務地:常駐先・派遣先による

給与:時給1,500円〜

「正社員」の文字だけで安心しないで。「派〇〇-〇〇〇〇〇〇」と「派遣先による」がそろえば実態は派遣です。

かなたん
かなたん

求人を見るときは、許可番号も確認しておくのがおすすめです。社名は盛れても、「派〇〇-〇〇〇〇〇〇」だけは盛れないんです。

会社概要のページの下のほうに小さく書かれていることが多いので、気になる求人があったら、まずここを探してみてください。

ここがポイント

迷ったら「雇用形態欄・社名・勤務地・時給制」を確認。「派〇〇-〇〇〇〇〇〇」があれば派遣会社です。

無期雇用派遣を勧められたときの断り方【そのまま使える例文】

無期雇用派遣を勧められたら、断って大丈夫です。
断ったからといって、その後の紹介で不利になることは基本的にありません。

エージェントはあなたの希望条件を記録して求人を選んでいます。
「直接雇用の正社員のみ希望」と言葉にして伝え直すと記録が更新されて、次の紹介から精度が上がります。

メールで断るときの例文

ご紹介ありがとうございます。検討しましたが、今回の求人は雇用形態が希望と異なるため、見送らせてください。
私は直接雇用の正社員求人のみを希望しています。
条件に合う求人がありましたら、またご紹介いただけるとうれしいです。

面談や電話で断るときの例文

正社員として長く働きたいので、無期雇用派遣は考えていません。
直接雇用の求人に絞ってご紹介いただけますか?

かなたん
かなたん

断るときは「希望と違う理由」まで添えるのがコツです。担当者も次から求人を選びやすくなりますよ。

あえて派遣を選ぶのもアリなケース

ここまで正社員を前提にお話ししてきましたが、派遣という働き方そのものが悪いわけではありません。

状況によっては、派遣を選ぶほうが合理的なこともあります。

  • 子育て中で残業が難しい時期は、時間の融通がききやすい派遣で乗り切る
  • ブランク明けの慣らし期間として、まず派遣で仕事の感覚を取り戻す
  • 紹介予定派遣を使って、職場の雰囲気を見てから正社員を目指す

大事なのは「自分で選んだかどうか」です。
希望していないのに派遣ばかり紹介される状態と、目的があって派遣を選ぶ状態は、まったくの別物です。

【職種の構造を解説】なぜ事務職は派遣求人ばかりなのか?

職種の構造を解説:なぜ事務は派遣が多いの?派遣化されやすい理由は、引き継ぎがしやすい、忙しさの波がある、コスト部門と見られやすい。正社員を取りに行く考え方は、分かれ目は「長く任せられそうか」、「任せれば安心して回せる人」という見せ方。あなたの努力が足りないからではない。皿回しをするかなたんと、まねしてフラフープを回すくまきちのイラスト。

ここで、事務職という職種そのものに目を向けてみます。
結論から言うと、事務職は構造的に派遣・アウトソースと相性がよく、だから派遣求人が多くなります。

「なぜ事務だけこんなに派遣が多いの」と感じていたなら、その理由がここで腑に落ちるはずです。

かなたん
かなたん

採用担当として言うと、事務の求人をどの雇用形態で出すかは会社側の都合で決まります。あなたの実力や人柄とは関係ありません。

事務職が派遣・アウトソース化されやすい理由

事務職が派遣化されやすいのには、いくつか理由があります。

一つは、引き継ぎがしやすいことです。
手順が整理された事務は人が替わっても回せるため、企業は「正社員でなくてもいい」と考えがちです。

もう一つは、忙しさの波です。月末や決算期に業務が集中するので、「その時期だけ人手がほしい」というニーズに派遣がはまります。

加えて、事務は直接売上を生むより支える役割のため、コスト部門と見られやすく、人件費を抑える対象として見られやすい面もあります。

かなたん
かなたん

つまり職種の構造の話です。
あなたの努力が足りないからではないですよ。

それでも正社員の事務求人を取りに行く考え方

「まず派遣で」という会社でも、「正社員で迎えたい」と思う瞬間はあります。
分かれ目は能力ではなく「長く任せられそうか」です。

企業が事務を正社員で採るのは、「長く育てたい」と思えたとき。
目指すのは「言われた作業をこなす人」ではありません。「任せれば安心して回せる人」という見せ方です。

たとえば、改善した経験、後輩を教えた経験、複数業務をさばいた経験。
こうした「ただの作業ではない部分」が書類で伝わると、正社員候補としての見え方は上がります。

未経験から正社員の事務を目指す手順は、事務職のなり方5ステップにまとめています。

ここがポイント

事務職に派遣が多いのは職種の構造のせい。
「任せれば安心」という見せ方ができれば、正社員の枠は取りに行けます。

転職エージェントに派遣ばかり紹介されたときの正しい対処法

転職エージェントに派遣ばかり紹介されたときの正しい対処法。その場で即決せず一度持ち帰る、「なぜこの求人を?」と紹介理由を聞く、担当者を変更してもらう。流されず正社員の軸を守れます。持ち帰りの箱を運ぶかなたんと、いかりを抱えるくまきちのイラスト。

実際に派遣を紹介されたときの動き方を見ていきましょう。
大事なのは次の3つです。

かなたん
かなたん

この3つを知っているだけで、流されずに自分の希望を守れますよ。

その場で即決せず一度持ち帰る

まず大前提として、紹介されたその場で「お願いします」と即決しないことです。

担当者から「人気の求人なので早めに」とすすめられると、焦ってしまう気持ちは分かります。
でも、急かされて決めた仕事ほど、あとで「やっぱり違った」となりがちです。
「一度持ち帰って検討します」と伝えるのは、まったく失礼ではありません。

雇用形態や勤務条件を冷静に見直す時間を、自分のために確保しましょう。

かなたん
かなたん

本当に正社員を希望しているなら、その軸をぶらさないことが何より大切です。

「なぜこの求人を?」と紹介理由を聞く

次に、紹介された求人について「なぜ私にこの求人を?」と理由を聞いてみましょう。
これはクレームではなく、すり合わせのための質問です。

担当者の答えからは、いろいろなことが見えてきます。

  • あなたの希望を正しく理解しているか
  • 正社員を探す努力をしてくれているか
  • それとも決めやすい派遣を優先しているのか

担当者を変更してもらう

理由を聞いても話がかみ合わない、希望を聞いてもらえない。
そう感じたら、担当者の変更をお願いしていいんです。

くまきち
くまきち

担当を替えてほしいなんて、言いにくいクマ…

でも、これは転職活動ではよくあることで、失礼にはあたりません。
エージェントの公式サイトの問い合わせ窓口や、サポート宛のメールから、落ち着いた言葉で伝えれば対応してもらえます。

相性の合う担当者に出会えるかどうかは、転職の進めやすさを大きく左右します。
我慢して合わない人と進めるより、思いきって環境を整えるほうが、結果的に近道になりますよ。

ここがポイント

派遣を紹介されたら「即決しない・理由を聞く・合わなければ担当変更」。
流されず正社員の軸を守れます。

転職エージェントに正社員求人を紹介してもらう・自分で探す方法

転職エージェントに紹介してもらう・自分で探す|正社員求人をもらうには?最初に「直接雇用の正社員のみ希望」と伝える、希望条件に優先順位をつけて緩和する、採用したいと思わせる職務経歴書の伝え方、除外キーワード設定・複数エージェント併用。できるところから一つずつ。虫かごをかけたかなたんと、虫取り網を持つくまきちのイラスト。

ここからは、正社員求人を引き寄せる具体策です。やることは4つ、順番に見ていきましょう。

かなたん
かなたん

どれも、今日から手をつけられます。全部を一度にやらなくて大丈夫。
できるところから一つずつでいいんですよ。

最初に「直接雇用の正社員のみ希望」と明確に伝える

一番効果が大きいのが、最初の希望の伝え方です。

登録時の面談やヒアリングで、はっきり言葉にしておきましょう。あいまいに「正社員がいいかな」と伝えると、「派遣でもいいのかな」と受け取られ、派遣の紹介が混ざってきます。

伝え方に迷ったら、このまま言って大丈夫です。

「無期雇用派遣ではなく、直接雇用の正社員求人だけを紹介してほしいです」

これで十分です。
遠慮はいりません。
むしろ、はっきり言ってもらったほうが、担当者は動きやすいんです。

面談で希望を正しく伝える準備は、転職エージェントの面談がめんどくさい人へも参考になります。

かなたん
かなたん

「正社員だけ」と線があれば、担当者も合う求人を探しやすくなります。

逆に、希望がぼんやりしていると、転職エージェントも「とりあえず通りやすいもの」を出してしまいがちです。
はっきり伝えることは、わがままではありません。お互いの時間を大切にする、いちばん親切な進め方です。

ここに注意

希望をぼかすのは逆効果。
「正社員がいいかな」だと「派遣でもいい」と受け取られます。最初にはっきり線を引きましょう。

希望条件に優先順位をつけて緩和する

次に、希望条件の整理です。
全部を満たそうとすると、正社員求人が極端に減ってしまうので、ここで優先順位をつけていきます。

まず、希望をすべて書き出します。
そのうえで3段階に分けてみてください。

  • これだけは譲れない
  • できれば叶えたい
  • 状況しだいで緩めてもいいもの

「正社員であること」は譲れないけれど、「通勤時間」は少し広げてもいい。
そんなふうにです。

譲れる条件を少し緩めるだけで、紹介される正社員求人の数は変わります。

採用したいと思わせる職務経歴書の伝え方

採用する側として、「この人に会ってみたい」と思う書類のコツを伝えますね。
ここは私の現場感覚そのものです。

くまきち
くまきち

職務経歴書、どう書けば「会ってみたい」と思ってもらえるクマ?

ポイントは、作業の羅列で終わらせないことです。
「データ入力」「電話対応」と並べるだけでは、どこにでもいる人に見えてしまいます。
そこに一歩足してください。「正確さを保つために自分で工夫したこと」「周りとどう連携したか」を一言添えるんです。

たとえば次のような具体例です。

  • 入力ミスを減らすためにチェック表を作った
  • 来客対応で部署間の橋渡しをしていた

こうした具体が一つあるだけで、「任せられそう」「長く活躍してくれそう」という印象に変わります。

採用する側は、完璧な経歴より、誠実さと工夫が見える人に惹かれます。

かなたん
かなたん

あなたが積み重ねてきたことを、ていねいに言葉にすれば大丈夫ですよ。

具体的な書き方は、事務未経験でも書類通過!受かる履歴書の書き方で例文つきで解説しています。

ここがポイント

職務経歴書は「作業の羅列」で終わらせず、工夫や連携を一言添えて。「任せられそう」な印象に変わります。

除外キーワード設定・複数エージェント併用

最後に、自分で探すときの工夫です。
転職サイトの検索では、派遣を除外する設定が使えます。

雇用形態の絞り込みで「正社員」だけにチェックを入れたり、フリーワードで「派遣」を除外キーワードに設定したり。
こうした操作で、派遣求人を画面から減らせます。
サイトによって機能の呼び方は違いますが、たいてい絞り込み条件のところにあります。

あわせて、エージェントは1社だけに絞らず、2〜3社を併用するのがおすすめです。
会社ごとに得意分野や持っている求人が違うので、複数を使うと正社員求人の取りこぼしを防げます。

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アデコの転職支援なら、正社員の求人に加えて紹介予定派遣のルートも相談できます。利用者の評判はこちらにまとめています。

転職サイトで派遣ばかり表示されるときの除外設定

転職サイトで派遣ばかり表示されるときの除外設定。雇用形態を「正社員」に絞る、検索条件を保存しておく、フリーワード除外で「無期雇用派遣」「派遣」を外す、それでも派遣ばかりなら事務職特化サービスに切り替える。最後は求人票そのものを確認。レモンをしぼるかなたんと、じょうごを持つくまきちのイラスト。

エージェントだけでなく、転職サイトの検索結果が派遣ばかりになって困っている方も多いはずです。

転職サイトの場合は、検索条件の設定を変えるだけで、画面に並ぶ求人は大きく変わります。

リクナビNEXT・dodaで雇用形態を「正社員」に絞る手順

リクナビNEXTやdodaなどの大手転職サイトには、雇用形態で求人を絞り込む機能があります。
手順の流れはこうです。

  1. 求人検索の「検索条件」や「絞り込み」を開く
  2. 雇用形態の項目で「正社員」だけにチェックを入れる
  3. 検索条件を保存して、次回から同じ条件で表示されるようにする

サイトによって画面の名称は多少違いますが、流れはほぼ共通です。
検索条件を保存しておけば、開くたびに設定し直す手間もなくなります。

フリーワード除外で「無期雇用派遣」「派遣」を外すコツ

雇用形態の絞り込みとあわせて使いたいのが、フリーワードの除外設定です。
除外ワードの候補は「派遣」「無期雇用派遣」「アウトソーシング」あたりです。

ただし、この設定でもすり抜ける求人はあります。
求人票に「正社員(無期雇用派遣)」と書かれていると、絞り込みでは正社員側に表示されることがあるためです。

最後は求人票そのものの確認が頼りになります。
見分け方は派遣事業許可番号で見抜く方法で解説しています。

それでも派遣ばかりなら「事務職特化サービス」に切り替える

設定を整えても事務の正社員求人が少ないと感じたら、探す場所を変えるサインです。

事務職に特化したサービスなら、扱う求人がもともと事務系に寄っているので、派遣を除外する作業そのものが減ります。

事務職に強い転職エージェントを比べてから選ぶと安心です。

年代・地域・希望で選べる

向いている人と注意点で比べています

かなたん
かなたん

特化型だけで見つかりにくいときは、総合型も組み合わせてみてください。
どちらにも「正社員のみ希望」と伝えておくのがコツです。

【目的別】正社員求人に強い転職エージェント

正社員求人に強い、目的別の転職エージェント。総合型は広く探す入口、事務職・女性向けに強いタイプは希望とのミスマッチが起きにくい、ブランク・経験が浅い人向けはブランクの伝え方を一緒に整理。タイプの違うところを組み合わせる。ビーズを糸に通すかなたんと、糸巻きを巻くくまきちのイラスト。

ここでは、正社員の事務求人を探すときに頼れるエージェントを、目的別に整理します。大きく分けて「総合型」「事務職・女性向けに強いタイプ」「ブランクや経験浅めの人向け」の3つです。

くまきち
くまきち

エージェントがたくさんあって、どれを選べばいいクマ…?

自分の状況に合うものを選ぶのが、遠回りしないコツです。一社で決めず、タイプの違うところを組み合わせると、正社員求人に出会える確率が上がります。

どのタイプが自分に近いかわからないときは、7つの質問に答えるだけで合う1社がわかる無料診断から始めてみてください。

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総合型(リクルートエージェント・doda・マイナビ等)

まず土台として登録しておきたいのが、総合型の大手エージェントです。

リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントなどが代表格で、求人数の多さが強みです。
事務職の正社員求人も幅広く扱っているため、まずここで母数を確保するイメージですね。担当者がつき、書類の添削や面接対策もしてもらえます。

ただし求人数が多いぶん、派遣や契約社員の案内が混ざることもあります。
登録時に「正社員のみ希望」と最初に伝えておくと、紹介の精度が上がります。

かなたん
かなたん

総合型は「広く探す入口」として活用しましょう。

事務職・女性向けに強いエージェント

次に、事務職や女性のキャリアに特化したタイプです。

特化型は、扱う求人が事務やバックオフィスに寄っているぶん、希望とのミスマッチが起きにくいのが魅力です。
女性のライフイベントに理解のある担当者が多く、結婚や出産を見据えた働き方の相談にも乗ってもらいやすい傾向があります。

事務に絞って正社員を狙うなら、総合型と特化型を組み合わせるのが効率的です。

女性の転職サポートに力を入れているバックアップキャリアの評判は、こちらの記事にまとめています。

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かなたん
かなたん

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ブランク・経験が浅い人向け

最後に、ブランクがある方や、事務未経験・経験が浅めの方を支えてくれるタイプです。

このタイプのエージェントは、未経験から事務を目指す人のサポートに慣れているのが特長です。
ブランクの伝え方や、これまでの経験を事務にどう結びつけるかを一緒に整理してくれます。「自信がない」という方ほど心強い存在になります。

こうしたサービスは、事務職におすすめの転職サービス10選で比べています。

【Q&A】派遣ばかり紹介される方のよくある質問

派遣ばかり紹介される方のよくある質問。派遣と正社員どちらがいい?転職エージェントと派遣会社の違いは?派遣から正社員になれる?派遣を除外して検索できる?転職サイトで派遣ばかり表示されるのはなぜ?無期雇用派遣ばかり紹介されるのは断ってもいい?事務職の正社員求人はどこで探す?ラムネのびんをかたむけるかなたんと、わたあめにさわるくまきちのイラスト。

最後に、派遣と正社員をめぐってよく寄せられる疑問にお答えします。気になっていたことがあれば、ここで解消していきましょう。

Q1. 派遣と正社員、どちらがいいですか?

A1. どちらが上ということはなく、何を大事にしたいかで変わります。
安定や長期的なキャリアを重視するなら正社員、働く期間や時間の自由度を重視するなら派遣が向くこともあります。
あなたが正社員を希望しているなら、その軸を大切にして大丈夫です。

かなたん
かなたん

派遣を選ぶ人を否定する必要も、自分を急かす必要もありません。

Q2. 転職エージェントと派遣会社の違いは何ですか?

A2. 簡単に言うと、雇用主が誰になるかが違います。
転職エージェントは、あなたと企業の橋渡しをする存在で、入社後の雇用主は企業です。
派遣会社は、あなたと雇用契約を結ぶ雇用主そのもので、働く先は派遣先になります。
正社員を目指すなら、直接雇用を扱う転職エージェントを使うのが基本です。

Q3. 派遣から正社員になれますか?(紹介予定派遣)

A3. なれる道はあります。
代表的なのが紹介予定派遣で、一定期間派遣として働いたあと、双方が合意すれば直接雇用へ切り替わる仕組みです。
実際の職場を見てから直接雇用に進むかを決められるので、ミスマッチを減らせるメリットがあります。

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ただし必ず正社員になれる保証ではないので、求人内容をよく確認して選びましょう。

Q4. 派遣を除外して検索できますか?

A4. できます。
多くの転職サイトでは、雇用形態の絞り込みで「正社員」だけを選んだり、「派遣」を除外キーワードに設定したりできます。
絞り込み条件の欄を確認してみてください。
これだけでも、画面に並ぶ派遣求人を減らせます。
エージェントを使う場合は、最初に「正社員のみ希望」と伝えておきましょう。

Q5. 転職サイトで派遣ばかり表示されるのはなぜですか?

A5. 派遣求人はもともと数が多く、検索結果に並びやすいからです。
雇用形態を「正社員」に絞り、「派遣」を除外ワードに設定すると、表示は大きく変わります。
手順は雇用形態を「正社員」に絞る設定で解説しています。

Q6. 無期雇用派遣ばかり紹介されるのは断ってもいいですか?

A6. 断って大丈夫です。断ったからといって、不利になることは基本的にありません。
「直接雇用の正社員のみ希望」と伝え直すと、次からの紹介が変わります。
そのまま使える言い回しは断り方の例文にまとめています。

Q7. 事務職の正社員求人はどこで探せばいいですか?

A7. 総合型と事務職特化型のエージェントを組み合わせるのがおすすめです。
まずは1社から始めて、慣れてきたら2〜3社に広げると、取りこぼしを減らせます。
各社の比較は事務職におすすめの転職サービス10選にまとめています。

「派遣以外の事務求人を紹介してほしい」なら、事務職特化のエージェントに相談する方法もあります。

採用担当の目線で10社を比較

最初は1社からで大丈夫です

かなたん
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気になっていた疑問は、解消できましたか?
分からないことは一人で抱え込まず、エージェントに遠慮なく聞いて大丈夫です。

まとめ|派遣ばかり=あなたが選ばれない人、ではありません

まとめ|派遣ばかり=あなたが選ばれない人ではない。最初に「正社員のみ希望」と伝える、希望条件に優先順位をつける、工夫と誠実さが伝わる書類を作る、派遣を除外して探し複数のエージェントを併用。焦らなくて大丈夫。ヨガマットをかかえるかなたんと、のびをするくまきちのイラスト。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、いちばん伝えたいことがあります。

派遣ばかり紹介されるのは、あなたが選ばれない人だからではありません。
エージェントの営業構造、派遣求人が多い市場、そして事務を派遣でまかなう企業のコスト事情。
原因の大半は、あなたの外側にある仕組みの話でした。

そして、打つ手はきちんとあります。

  • 最初に「正社員のみ希望」と伝える
  • 希望条件に優先順位をつける
  • 作業の羅列ではなく工夫と誠実さが伝わる書類を作る
  • 派遣を除外して探し、複数のエージェントを併用する

一つずつでも取り入れていくと、届く求人は変わりやすくなります。

事務職として15年働き、いまも採用担当として応募者を見ていて、感じることがあります。
長く働きたいという気持ちと、それを支える小さな工夫。
これが伝わる人は、正社員の候補として見てもらいやすくなります。
焦らなくて大丈夫。
自分のペースで、正社員への一歩を進めていきましょうね。

どこから動けばいいか迷ったら、まずは事務職に強いエージェントを比べることから始めてみてください。

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かなたんのプロフィール
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事務職15年・現役採用担当
事務職15年・現役採用担当のかなたんです。書類選考から最終面接まで担当し、転職3回・4社で働いてきました。簿記2級・FP3級を保有。応募する側と採用する側、両方の経験をもとに、くまきちと一緒に事務職転職で迷いやすいポイントを分かりやすく発信しています。簿記やExcelなど、事務職からスキルアップしたい方に向けた記事も書いています。
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