転職エージェントで派遣ばかり紹介される理由は?正社員求人のもらい方を採用担当が解説

派遣ばかり紹介されて、もう疲れちゃった…
派遣ばかり紹介されると、正直うんざりしますよね。
\結論/
派遣ばかり届くのは、あなたのスキルや価値が低いからではなく、原因は「仕組み」です。
- エージェント側の営業事
- 事務職という職種ならではの事情。
この2つが重なり、「派遣の求人ばかりが紹介される」ということが起きます。
この記事では、事務職として15年働き、現役で採用担当もしている私が、「正社員の事務求人がきちんと届く方法」について解説します。

この記事を読めば、「何をすればいいか」がはっきり見えてきて、正社員求人が届くようになります。
- 派遣ばかり紹介される本当の理由
- 派遣を紹介されやすい人にありがちな特徴
- 「無期雇用派遣」など紛らわしい求人の見抜き方
- 派遣を紹介されたときの正しい対処法
- 正社員の事務求人を引き寄せる伝え方・探し方
- 自分に合う転職エージェントの選び方
【結論】転職エージェントから派遣ばかり紹介される3つの理由

最初に結論をお伝えします。
転職エージェントに派遣ばかり紹介される理由は、大きく3つあります。
- エージェント側が派遣を成約させやすいから
- そもそも世の中に派遣求人の数が多いから
- 企業が採用コストや固定費を抑えるために派遣を選んでいるから
この3つは、どれもあなた個人の問題ではなく、仕組みの話です。

仕組みが分かると「自分が悪いのかな」という気持ちが少し軽くなるはずなので、順番に見ていきましょう。
転職エージェント側の事情

え、それって私のせいじゃないの…?
まず知っておいてほしいのが、転職エージェント側の事情です。派遣の求人は、正社員に比べて格段に話が決まりやすいんです。
正社員採用では、企業が「長く一緒に働く仲間」を選びます。
だから書類選考も面接も慎重になり、決まるまでに時間もかかりますよね。
一方で派遣は違います。
「いま人手が足りないから来てほしい」というニーズで動くので、条件がマッチすればスピーディに就業が決まります。

転職エージェントの担当者も人間で、成果を求められています。
決まりやすい求人を優先したくなるのは、自然な流れですよね。
求人構造の事情
次に、求人そのものの数の問題です。
転職サイトや検索結果で派遣求人を多く見かけるのには、はっきりした理由があります。
派遣会社は、常にたくさんの人材を集める必要があるビジネス。
多くのスタッフを多くの派遣先へ送り出すため、求人広告にかける予算も大きく、結果として媒体には派遣求人がずらりと並びます。

そうだったんだ…私の検索の仕方が悪いのかと思ってた。
つまり、あなたが見ている「派遣ばかり」の景色は、検索の腕や経歴のせいではありません。もともと派遣求人が表に出やすい構造だからです。
母数が多ければ、紹介や検索結果に派遣が混ざる確率も上がります。
これは知っておくだけで、受け止め方がずいぶん変わりますよ。

企業が事務で派遣を選ぶ一番の理由はコストです。
正社員は固定費が長く続くので、採用は重い決断なんです。
その点、派遣なら必要な期間だけ人手を確保でき、繁忙期や欠員の穴埋めにも柔軟に対応できます。
だからこそ事務の現場では「まず派遣で」となりやすいだけで、あなたの能力を低く見ているわけではありません。
逆に言えば、企業が「この人なら正社員でも」と思える材料を見せられれば、流れは変えられます。
その材料の作り方は、これから具体的にお伝えしていきますね。
派遣が多いのは「成約のしやすさ・求人数・コスト事情」という仕組みのせい。あなたのせいではありません。
転職エージェントに派遣ばかり紹介される人によくある5つの特徴

ここで一度、紹介する側の目線で「派遣を案内されやすい人」に共通しがちな特徴を5つに整理してみました。

これらは当てはまっても、「直せばいい」だけです。
プラスに考えていきましょうね。
スキル・資格が伝わっていない
一つ目は、持っているスキルが相手に伝わっていないケースです。
事務の仕事は幅が広いので、自分では当たり前にやっていることほど、書類に書き忘れがちなんです。

私、特別なスキルなんて何もないんだけど…。
請求書の処理、来客や電話の対応、データ入力のスピード、Excelでの集計、部署をまたぐ調整。この一つひとつが、立派なアピール材料になります。

「当たり前」だと思っていることほど、実は強みなんです。
一緒に書き出してみましょう。
「特別なスキルなんてない」と感じる方こそ、一度、棚卸しをしてみてください。やってきた業務を紙に書き出すだけで、強みは想像以上に見つかります。
簿記やMOSなどの資格があるなら、必ず明記しましょう。
伝わっていないだけで、本当はあなたの中にしっかり積み上がっています。
これは「直せる場所が分かった」というだけのこと。書き出せば、今日から変えられます。
事務のスキルは「当たり前」ほど書き忘れがち。
業務を棚卸しし、資格は必ず明記しましょう。
職歴にブランク・空白期間がある
二つ目は、職歴に空白期間がある場合です。
結婚や出産、家族の事情でお仕事を離れた時期があると、それだけで紹介が派遣に寄りやすくなることがあります。

ブランクがあるから、強く言えない気がしちゃう…。
ただ、ブランクそのものが評価を下げるわけではありません。
問題になりやすいのは「その期間に何をしていたか」が見えないときです。
空白を隠そうとすると、かえって不安に見えてしまいます。
- 家庭を支えていた
- 地域の活動に関わっていた
- 資格の勉強をしていた
事実をそのまま書いて構いません。

ブランクは弱点じゃありません。
ただ、伝え方を整えることを意識しましょう。
短期離職を繰り返している
三つ目は、短い期間での離職が続いているケースです。
採用する側は、どうしても「またすぐ辞めてしまわないかな」という目で書類を見てしまいます。

短期離職が続いてるの、やっぱりマイナスだよね…。
でも、ここも書き方で印象は変わります。
離職に納得できる理由があるなら、ネガティブに見えない形で添えておくだけで安心材料になります。
- 契約期間の満了
- 会社都合
- 家庭の事情
事実を簡潔に書くだけで、受け取られ方が違ってきます。

そして次の一社では「長く腰を据えたい」という意思を、言葉と態度で示していきましょう。
希望条件を盛り込みすぎている
四つ目は、希望条件が多すぎるケースです。
これは真面目な方ほど陥りやすいので、確認していきますね。
- 勤務地
- 年収
- 残業なし
- 土日休み
- 在宅可
- 未経験OK。
希望をすべて満たそうとすると、正社員求人はどんどん絞られていきます。
結果として、ハードルの低い派遣求人のほうが当てはまりやすくなり、エージェント側も「全部満たすのは正社員だと難しい」と、派遣を出してくることがあります。

希望を持つのも、わがままなのかな…。
希望を持つのは大切なことです。
ただ、すべてを最初から100点で狙うと、選択肢がなくなってしまいます。
条件に優先順位をつけて、譲れないものと状況によって緩められるものを分ける。
それだけで、正社員求人がしっかり届きやすくなります。

わがままではありません。
順番をつけるだけで、あなたが我慢する必要はないんですよ。
希望条件の盛り込みすぎは要注意。
すべてを100点で狙うほど正社員求人は絞られ、派遣ばかり当てはまります。
書類から「長く働く意思」が見えない
五つ目は、書類から「正社員として長く働きたい」という意思が伝わってこないケースです。

書類選考の時間は短いです。
だからこそ「腰を据えて働きたい」という温度は、想像以上に伝わってきます。
逆に、どの会社にも使い回せそうな内容だと、「この人は派遣でもいいのかな」と受け取られがちです。
長く働きたい気持ちがあるなら、その気持ちを言葉にして書いてください。
それだけで、正社員候補としての見え方が変わります。
「無期雇用派遣」は正社員じゃない|紛らわしい求人の見分け方

ここは特に大事なところです。
「無期雇用」「正社員並み」とうたっていても、それが正社員とは限りません。
雇用主が働く会社そのものではなく派遣会社になっている場合、それは派遣です。
求人票の見方を覚えると、紛らわしい求人にもう迷わなくなります。

「無期雇用」って書いてあったら、正社員だと思っちゃう…。

「気づかないうちに派遣に応募していた」
そんな事態を防ぐために、見分けるポイントを具体的に整理します。
無期雇用派遣・登録型派遣・紹介予定派遣の違い
まず、ひとくちに派遣といっても種類があります。大きく分けて次の3つです。
- 登録型派遣:派遣会社に登録し、仕事がある期間だけ契約して働く形。一般的にイメージされる派遣
- 無期雇用派遣:派遣会社と期間の定めなく雇用契約を結ぶ形。収入は安定しやすいが、雇用主はあくまで派遣会社
- 紹介予定派遣:一定期間派遣として働いたあと、双方が合意すれば派遣先の直接雇用へ切り替わる前提の働き方
ここを押さえておくと混乱しません。
無期雇用派遣は「正社員のように安定」と表現されることがありますが、勤め先の正社員とは違います。
一方で紹介予定派遣は、正社員を目指す人にとって、派遣の中でも相性のいい選択肢になり得ます。
派遣の種類や仕組みは、厚生労働省「労働者派遣事業について」でも公式に確認できます。
「無期雇用派遣」を正社員と勘違いしないで。
安定して見えても、雇用主は働く会社ではなく派遣会社です。
求人票でチェックすべき4ポイント

求人票のどこを見ればいいの…?
求人票を開いたら、次の4か所を確認するクセをつけましょう。ここを見るだけで、派遣かどうかがほぼ分かります。
- 雇用形態の欄に「派遣」「無期雇用派遣」と書かれていないか
- 募集している会社名が「〇〇スタッフ」「〇〇スタッフィング」など、いかにも人材系の社名になっていないか
- 勤務地が「派遣先による」「就業先により異なる」となっていないか
- 給与が月給ではなく時給で書かれていないか
このうち2つ以上当てはまったら、派遣の可能性が高いと考えてください。
正社員のつもりで応募して後でがっかりしないよう、応募ボタンを押す前にしっかり確認してみてくださいね。
派遣事業許可番号「派〇〇-〇〇〇〇」で見抜く
さらに確実な見抜き方があります。
派遣会社は、労働者派遣事業の許可番号を表示する義務があります。
求人や会社情報のどこかに「派13-〇〇〇〇」のような「派」から始まる番号が載っていたら、その会社は派遣事業を行っている会社です。
求人票の隅や、会社概要のページに小さく書かれていることが多く、見落としやすい部分でもあります。
気になる求人があったら、この番号の有無をチェックしてみましょう。
公的な許可に基づく表示なので、いちばん確実な判断材料になります。
番号が本物かどうかは、厚生労働省「人材サービス総合サイト」で検索して確認できます。気になる会社があれば、自分でもチェックしてみてくださいね。
こんな求人票は要注意。一見正社員でも、実態は派遣です。
雇用形態:正社員(…と書いてあっても)
会社概要:派13-〇〇〇〇 ← この番号があれば派遣会社
勤務地:常駐先・派遣先による
給与:時給1,500円〜
「正社員」の文字だけで安心しないで。「派〇〇-〇〇〇〇」と「派遣先による」がそろえば実態は派遣です。

私も求人を見るときは許可番号を必ず確認します。社名は盛れても、「派〇〇-〇〇〇〇」だけは盛れないんです。
会社概要のページの下のほうに小さく書かれていることが多いので、気になる求人があったら、まずここを探してみてください。
迷ったら「雇用形態欄・社名・勤務地・時給制」を確認。「派〇〇-〇〇〇〇」があれば派遣会社です。
【職種の構造を解説】なぜ事務職は派遣求人ばかりなのか?

ここで、事務職という職種そのものに目を向けてみます。
結論から言うと、事務職は構造的に派遣・アウトソースと相性がよく、だから派遣求人が多くなります。

なんで事務だけ、こんなに派遣が多いんだろう…。
「なぜ事務だけこんなに派遣が多いの」と感じていたなら、その理由がここで腑に落ちるはずです。
事務職が派遣・アウトソース化されやすい理由
事務職が派遣化されやすいのには、いくつか理由があります。
一つは、引き継ぎがしやすいことです。
手順が整理された事務は人が替わっても回せるため、企業は「正社員でなくてもいい」と考えがちです。
もう一つは、忙しさの波です。月末や決算期に業務が集中するので、「その時期だけ人手がほしい」というニーズに派遣がはまります。
加えて、事務は直接売上を生むより支える役割のため、コスト部門と見られやすく、人件費を抑える対象として見られやすい面もあります。

つまり職種の構造の話です。
あなたの努力が足りないからではないですよ。
それでも正社員の事務求人を取りに行く考え方
「まず派遣で」という会社でも、「正社員で迎えたい」と思う瞬間はあります。
分かれ目は能力ではなく「長く任せられそうか」です。

採用する側は、完璧な経歴ではなく「安心して任せられる人」を探しています。
だから、見せ方しだいで流れは変わりますよ。
企業が事務を正社員で採るのは、「長く育てたい」と思えたとき。
目指すのは「言われた作業をこなす人」ではありません。「任せれば安心して回せる人」という見せ方です。
たとえば、改善した経験、後輩を教えた経験、複数業務をさばいた経験。
こうした「ただの作業ではない部分」が書類で伝わると、正社員候補としての見え方は上がります。
未経験から正社員の事務を目指す手順は、事務職のなり方5ステップにまとめています。
事務職に派遣が多いのは職種の構造のせい。
「任せれば安心」という見せ方ができれば、正社員の枠は取りに行けま
転職エージェントに派遣ばかり紹介されたときの正しい対処法

実際に派遣を紹介されたときの動き方をお伝えします。
大事なのは以下の3つです。

この3つを知っているだけで、流されずに自分の希望を守れますよ・
その場で即決せず一度持ち帰る
まず大前提として、紹介されたその場で「お願いします」と即決しないことです。

「人気の求人だから早めに」って言われると、つい焦っちゃう…。
担当者から「人気の求人なので早めに」とすすめられると、焦ってしまう気持ちは分かります。
でも、急かされて決めた仕事ほど、あとで「やっぱり違った」となりがちです。
「一度持ち帰って検討します」と伝えるのは、まったく失礼ではありません。
雇用形態や勤務条件を冷静に見直す時間を、自分のために確保しましょう。

本当に正社員を希望しているなら、その軸をぶらさないことが何より大切です。
「なぜこの求人を?」と紹介理由を聞く
次に、紹介された求人について「なぜ私にこの求人を?」と理由を聞いてみましょう。
これはクレームではなく、すり合わせのための質問です。
担当者の答えからは、いろいろなことが見えてきます。
- あなたの希望を正しく理解しているか
- 正社員を探す努力をしてれているか
- それとも決めやすい派遣を優先しているのか

理由を聞くだけで、その担当者との相性が見えてきますよ。
担当者を変更してもらう
理由を聞いても話がかみ合わない、希望を聞いてもらえない。
そう感じたら、担当者の変更をお願いしていいんです。

担当を替えてほしいなんて、言いにくいよ…。
「担当を替えてほしいなんて言いにくい」と感じるかもしれません。
でも、これは転職活動ではよくあることで、失礼にはあたりません。
エージェントの公式サイトの問い合わせ窓口や、サポート宛のメールから、落ち着いた言葉で伝えれば対応してもらえます。

よくあることなので、遠慮しなくて大丈夫。
環境を整えるほうが近道ですよ。
相性の合う担当者に出会えるかどうかは、転職の進めやすさを大きく左右します。
我慢して合わない人と進めるより、思いきって環境を整えるほうが、結果的に近道になりますよ。
派遣を紹介されたら「即決しない・理由を聞く・合わなければ担当変更」。
流されず正社員の軸を守れます。
転職エージェントに正社員求人を紹介してもらう・自分で探す方法

ここからは、正社員求人を引き寄せる具体策です。やることは4つ、順番に見ていきましょう。

正直、何から直せばいいか分からない…。

どれも、今日から手をつけられます。全部を一度にやらなくて大丈夫。
できるところから一つずつでいいんですよ。
最初に「直接雇用の正社員のみ希望」と明確に伝える
一番効果が大きいのが、最初の希望の伝え方です。
登録時の面談やヒアリングで、はっきり言葉にしておきましょう。あいまいに「正社員がいいかな」と伝えると、「派遣でもいいのかな」と受け取られ、派遣の紹介が混ざってきます。
伝え方に迷ったら、このまま言って大丈夫です。
「無期雇用派遣ではなく、直接雇用の正社員求人だけを紹介してほしいです」
これで十分です。
遠慮はいりません。
むしろ、はっきり言ってもらったほうが、担当者は動きやすいんです。
面談で希望を正しく伝える準備は、転職エージェントの面談がめんどくさい人へも参考になります。

採用側の感覚でも、希望が明確な人ほど動きやすいんです。
「正社員だけ」と線があれば、合う求人を探せます。
逆に、希望がぼんやりしていると、転職エージェントも「とりあえず通りやすいもの」を出してしまいがちです。
はっきり伝えることは、わがままではありません。お互いの時間を大切にする、いちばん親切な進め方です。
希望をぼかすのは逆効果。
「正社員がいいかな」だと「派遣でもいい」と受け取られます。最初にはっきり線を引きましょう。
希望条件に優先順位をつけて緩和する
次に、希望条件の整理です。
全部を満たそうとすると、正社員求人が極端に減ってしまうので、ここで優先順位をつけていきます。
まず、希望をすべて書き出します。
そのうえで3段階に分けてみてください。
- これだけは譲れない
- できれば叶えたい
- 状況しだいで緩めてもいいの
「正社員であること」は譲れないけれど、「通勤時間」は少し広げてもいい。
そんなふうにです。
譲れる条件を少し緩めるだけで、紹介される正社員求人の数は変わります。

優先順位がはっきりしていると、エージェントもあなたに合う求人を探しやすくなります。
採用したいと思わせる職務経歴書の伝え方
採用する側として、「この人に会ってみたい」と思う書類のコツをお伝えします。
ここは私の現場感覚そのものです。

職務経歴書、どう書けば「会ってみたい」と思ってもらえるの?
ポイントは、作業の羅列で終わらせないことです。
「データ入力」「電話対応」と並べるだけでは、どこにでもいる人に見えてしまいます。
そこに一歩足してください。「正確さを保つために自分で工夫したこと」「周りとどう連携したか」を一言添えるんです。
たとえば以下のような具体例です。
- 入力ミスを減らすためにチェック表を作った
- 来客対応で部署間の橋渡しをしていた
こうした具体が一つあるだけで、「任せられそう」「長く活躍してくれそう」という印象に変わります。
採用する側は、完璧な経歴より、誠実さと工夫が見える人に惹かれます。

あなたが積み重ねてきたことを、ていねいに言葉にすれば大丈夫ですよ。
具体的な書き方は、事務未経験でも書類通過!受かる履歴書の書き方で例文つきに解説しています。
職務経歴書は「作業の羅列」で終わらせず、工夫や連携を一言添えて。「任せられそう」な印象に変わります。
除外キーワード設定・複数エージェント併用
最後に、自分で探すときの工夫です。
転職サイトの検索では、派遣を除外する設定が使えます。
雇用形態の絞り込みで「正社員」だけにチェックを入れたり、フリーワードで「派遣」を除外キーワードに設定したり。
こうした操作で、派遣求人を画面から減らせます。
サイトによって機能の呼び方は違いますが、たいてい絞り込み条件のところにあります。
あわせて、エージェントは1社だけに絞らず、2〜3社を併用するのがおすすめです。
会社ごとに得意分野や持っている求人が違うので、複数を使うと正社員求人の取りこぼしを防げます。

【目的別】正社員求人に強い転職エージェント

ここでは、正社員の事務求人を探すときに頼れるエージェントを、目的別に整理します。大きく分けて「総合型」「事務職・女性向けに強いタイプ」「ブランクや経験浅めの人向け」の3つです。

エージェントがたくさんあって、どれを選べばいいの…?
自分の状況に合うものを選ぶのが、遠回りしないコツです。一社で決めず、タイプの違うところを組み合わせると、正社員求人に出会える確率が上がります。
総合型(リクルートエージェント・doda・マイナビ等)
まず土台として登録しておきたいのが、総合型の大手エージェントです。
リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントなどが代表格で、求人数の多さが強みです。
事務職の正社員求人も幅広く扱っているため、まずここで母数を確保するイメージですね。担当者がつき、書類の添削や面接対策もしてもらえます。
ただし求人数が多いぶん、派遣や契約社員の案内が混ざることもあります。
登録時に「正社員のみ希望」と最初に伝えておくと、紹介の精度が上がります。

総合型は「広く探す入口」として活用しましょう。
事務職・女性向けに強いエージェント
次に、事務職や女性のキャリアに特化したタイプです。
特化型は、扱う求人が事務やバックオフィスに寄っているぶん、希望とのミスマッチが起きにくいのが魅力です。
女性のライフイベントに理解のある担当者が多く、結婚や出産を見据えた働き方の相談にも乗ってもらいやすい傾向があります。
事務に絞って正社員を狙うなら、総合型と特化型を組み合わせるのが効率的です。

どこを選べばいいか迷う場合は、事務職向けのエージェントをまとめた記事も参考にしてみてくださいね。

ブランク・経験が浅い人向け
最後に、ブランクがある方や、事務未経験・経験が浅めの方を支えてくれるタイプです。
このタイプのエージェントは、未経験から事務を目指す人のサポートに慣れているのが特長です。
ブランクの伝え方や、これまでの経験を事務にどう結びつけるかを一緒に整理してくれます。「自信がない」という方ほど心強い存在になります。
未経験やフリーターからの事務転職を考えているなら、その分野に強いサービスの評判をのぞいてみるのもいいですね。
たとえば、未経験・フリーターからの事務職サポートに特化したジムノミカタは、無料で相談できます。

気になる方は、まず話を聞いてみるのもおすすめです。

【Q&A】派遣ばかり紹介さえれる方のよくある質問

最後に、派遣と正社員をめぐってよく寄せられる疑問にお答えします。気になっていたことがあれば、ここで解消していきましょう。
Q1. 派遣と正社員、どちらがいいですか?
A1. どちらが上ということはなく、何を大事にしたいかで変わります。
安定や長期的なキャリアを重視するなら正社員、働く期間や時間の自由度を重視するなら派遣が向くこともあります。
あなたが正社員を希望しているなら、その軸を大切にして大丈夫です。

派遣を選ぶ人を否定する必要も、自分を急かす必要もありません。
Q2. 転職エージェントと派遣会社の違いは何ですか?
A2. 簡単に言うと、雇用主が誰になるかが違います。
転職エージェントは、あなたと企業の橋渡しをする存在で、入社後の雇用主は企業です。
派遣会社は、あなたと雇用契約を結ぶ雇用主そのもので、働く先は派遣先になります。
正社員を目指すなら、直接雇用を扱う転職エージェントを使うのが基本です。
Q3. 派遣から正社員になれますか?(紹介予定派遣)
A3. なれる道はあります。
代表的なのが紹介予定派遣で、一定期間派遣として働いたあと、双方が合意すれば直接雇用へ切り替わる仕組みです。
実際の職場を見てから正社員になれるので、ミスマッチを減らせるメリットがあります。

ただし必ず正社員になれる保証ではないので、求人内容をよく確認して選びましょう。
Q4. 派遣を除外して検索できますか?
A4. できます。
多くの転職サイトでは、雇用形態の絞り込みで「正社員」だけを選んだり、「派遣」を除外キーワードに設定したりできます。
絞り込み条件の欄を確認してみてください。
これだけで、画面に並ぶ派遣求人をしっかり減らせます。
エージェントを使う場合は、最初に「正社員のみ希望」と伝えるのが確実です。

気になっていた疑問は、解消できましたか?
分からないことは一人で抱え込まず、エージェントに遠慮なく聞いて大丈夫です。
あなたのペースで、正社員への一歩を進めていきましょうね。
まとめ|派遣ばかり=あなたが選ばれない人、ではありません

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、いちばん伝えたいことをお話しさせてください。
派遣ばかり紹介されるのは、あなたが選ばれない人だからではありません。
エージェントの営業構造、派遣求人が多い市場、そして事務職という職種の事情。原因の大半は、あなたの外側にある仕組みの話でした。
そして、打つ手はきちんとあります。
- 最初に「正社員のみ希望」と伝える
- 希望条件に優先順位をつける
- 作業の羅列ではなく工夫と誠実さが伝わる書類を作る
- 派遣を除外して探し、複数のエージェントを併用する
一つずつでも取り入れれば、届く求人は確実に変わっていきます。
採用する側として15年見てきて、断言できます。
長く働きたいという気持ちと、それを支える小さな工夫。
これが伝われば、企業はきちんと振り向いてくれます。
焦らなくて大丈夫。
自分のペースで、正社員への一歩を進めていきましょうね。
どこから動けばいいか迷ったら、まずは事務職に強いエージェントを比べることから始めてみてください。



