書類選考が通らない理由は?自己PRを全部読む採用担当が見ている3つのこと
応募しても、書類選考が通らないクマ…
経歴がダメなのか、どこを直せばいいのかわからないクマ。
理由がわからないまま落ち続けると、不安になりますよね。
ただ、結果だけでは理由はわかりません。
他の応募者との比較など、外からわからない事情もあります。
\ 結論 /
書類選考が通らないときは、自分で確認できる応募条件と伝え方から見直しましょう。
伝え方は、自分で直せます。
- 応募条件に合っているか
- 書類で伝わっているか
伝え方で私が見ているのは、強みと仕事のつながり、事実の裏付け、入社後の姿の3つです。
私は中小企業で事務をしながら、書類選考から最終面接まで担当しています。
応募者としても、書類で落ちたことがあります。
この記事を読めば、書類を見直す順番と、次の応募までに直す場所がわかります!
何を変えればいいか見えると、次の1社に進みやすくなりますよ。
- 応募条件と伝え方の確認のしかた
- 採用担当が自己PRで見ている3つのこと
- 書類以外で落ちる理由
- 応募者として書類で落ちた私がやったこと
- 1社分の直し方とチェックリスト
- 落ち込むときの考え方
- 書類選考のよくある質問7つ
書類選考が通らないときに確認したい応募条件と伝え方

不採用の結果だけでは、理由はわかりません。
他の応募者との比較など、外から見えない事情もあります。
だから、自分で確認できる応募条件と伝え方を見ていきます。
どちらが原因か、応募者からは言い切れないこともあります。
両方を順番に確かめましょう。ここからは伝え方の話です。
自己PRを全部読む私が見ていること
書類を受け取ったら、私は最初に全体を見ます。
読みやすいか、整っているか。ここを見ています。
そのうえで、自己PRは全部読んでいます。
見ているのは、仕事とのつながり、裏付け、入社後の姿の3つです!
- 強みと事務の仕事のつながりが具体的か
- 数字や事実の裏付けがあるか
- 入社後に活躍する姿がイメージできるか
志望理由も見ています。
私の実感では、書類で見送る理由で一番多いのは、志望理由と仕事がつながっていないことです。
私が担当する選考での実感で、他社も同じとは限りません。
自己PRも志望理由も、「この仕事とどうつながるのか」が大事なところです。
書類を開いて、その1文があるか探してみてくださいね。
完璧な文章より具体的なエピソード
文章に自信がなくて、手が止まることはありませんか?
でも、うまい文章を書く必要はありません。
自己PRで印象に残るのは、完璧な文章より、具体的なエピソードです!
経験が少なくても、見てもらえるクマ?
経験が少なくても、私が会ってみたいと思う書類はあります。
整理されていて、読み手を考えて作ったとわかる書類です。
これなら、経歴に関係なく今から工夫できますよね!
通らない理由①強みと事務の仕事がつながっていない

志望理由も自己PRも、「この仕事とどうつながるか」が見えるかどうかです。
まず、ここから見直してみましょう。
「コミュニケーション力があります」だけでは伝わらない
「コミュニケーション力があります」だけの自己PRは、印象に残りません。
その強みが、事務の仕事のどの場面で役に立つのかが見えないからです。
志望理由も「なぜこの仕事か」が見えないと伝わりません。
- 自己PRの例:コミュニケーション力があります
- 自己PRの例:周りをよく見て動けます
- 志望理由の例:事務の仕事に興味があります
- 志望理由の例:人を支える仕事がしたいです
ぼくの書類にも書いてあるクマ…
書いた強みや気持ちが悪いわけではありません。
「だから、この仕事で役に立てる」までつなげればいいんです。
事務の仕事につなげる書き方
つなげ方は、難しくありません。
強み、エピソード、活かす場面の順で書くだけです。
- 強みを1つ決める
- その強みが出た場面を書く
- 応募先の仕事のどこで活かすかを書く
形を見せるために、例文を作りました。
自己PRの例:お客様の問い合わせをメモにまとめ、担当者へ引き継いでいました。
正確に伝える力を、電話対応や社内の連絡で活かしたいです。
志望理由の例:求人票の「営業担当のサポート」という仕事に惹かれました。
お客様と話してきた経験を、受注の連絡や資料作りで活かしたいです。
事務の経験がなくても、場面を探せば書けます。
そのまま写さず、ご自身の経験に置きかえてくださいね。
通らない理由②数字や事実の裏付けがない

自己PRで見ている2つ目が、数字や事実の裏付けです。
「本当にそうなんだ」と思える材料があるかどうかです。
「頑張ります」で終わる
「頑張ります」だけの自己PRも、印象に残りません。
何をしてきて、何ができる人なのかが見えないからです。
同じ経験でも、事実を入れると見え方が変わります。
例で比べてみましょう。
大きな実績でなくてもかまいません。
本当にやったことを、そのまま書きましょう!
数字がない仕事の書き方
事務の仕事は、売上のような数字が出にくいですよね。
そんなときは、頻度や期間、担当した範囲を書く方法があります。
- 毎日、毎月など、続けていた仕事
- 担当していた期間と仕事の範囲
- 自分で作った手順書や確認表
- 周りから頼まれていたこと
それでも実績が見つからないときは、見つけ方と職種別の例文をまとめた記事が役に立ちます。

通らない理由③入社後に活躍する姿がイメージできない

自己PRで見ている3つ目が、入社後に活躍する姿です。
事務なら、どこまで任せられそうかが書類から見えるかどうかです。
担当した範囲を書く
「請求書を作成していました」だけでは、どこまで任せられるのかが見えにくいものです。
同じ請求書作成でも、入力、確認、発行と作業は分かれます。
どの作業を担当し、どこまで自分で進めたのかを書いてみてください。
確認してもらってた仕事は、書かないほうがいいクマ?
確認を受けていたことも、そのまま書いてかまいません。
入社後に任せる範囲を、読む人が考えやすくなります。
求人票の仕事と経験を対応させる
次に、求人票の仕事内容を1つずつ読みます。
関係のある経験を、求人票の仕事に1つずつ対応させると、書くことが決まります。
求人票の仕事内容と、必須の経験は別です。
未経験の業務があっても、応募できる場合があります。
「必須条件」にその経験が必要と書かれているか確かめましょう。
書類以外で書類選考に落ちる理由

ここからは私の会社の話ではなく、一般によく言われる書類選考で落ちる理由です。
書類を直しても変えられないものが入っています。
応募者が多い・枠が少ない
採用の枠が少ないと、応募者の中から比べて選ぶことになります。
この場合、書類に大きな問題がなくても落ちることがあると言われます。
自分のせいじゃないこともあるクマ?
はい、応募者からは見えない事情もあります。
1社の結果だけで、自分を全部否定しないでくださいね。
経験者を優先する募集
募集によっては、経験者を優先して選ぶことがあります。
求人票の「経験者優遇」は応募前に見ておくと、心の準備ができます。
未経験から応募するなら、未経験も歓迎している求人を混ぜておくと安心です。
経験者を優先する募集に落ちても、書類全部がダメとは限りません。
応募先の傾向も一緒に見てみましょう。
条件が合わない
勤務地や勤務時間、入社できる時期が募集と合わないこともあります。
「必須」と書かれた条件は応募前に確かめると、もったいない応募を減らせます。
- 勤務地と通勤時間
- 働ける時間と曜日
- 入社できる時期
- 必須の経験や資格
応募者として書類で落ちた私がやったこと

私は書類を読む側ですが、応募者として落ちたこともあります。
エージェント経由の2社は書類で不通過
転職エージェント経由で応募した2社は、どちらも書類で落ちました。
落ちたあと、書類の経験の書き方を変えました。
応募先の仕事とつながる経験だけにしたんです。
- 応募先の仕事とつながる経験だけにする
- 特にアピールしたいものを上に書く
そのあとは応募していないので、通ったかどうかはわかりません。
添削が一番助かった
転職エージェントで一番助かったのは、書類の添削でした。
添削を受けたのは、書類で落ちる前です。
なので、添削で通ったという話ではありません。
人に読んでもらうときの頼み方は、このあと書きますね。
書類選考が通らないときの直し方

全部を一度に直さなくてもかまいません。
次に応募したい1社の分から始めましょう。
1社分を直す手順
次に応募したい求人を1つ選びます。
1社分を直すと、次の応募の土台になるからです。
- 求人票の必須条件と仕事内容を読む
- 志望理由と仕事をつなげる
- 自己PRに事実を1つ足す
- 担当した範囲を書く
- 関係のある経験を上に書く
未経験から事務に応募する人は、事務職の履歴書の書き方も合わせて読むと進めやすいですよ。
見直すチェックリスト
直したら、読む人になったつもりで見直します。
私も最初に見るので、全体が読みやすく整っているかから確かめましょう。
- 全体が読みやすく整っている
- 会社名と職種名が応募先と合っている
- 在籍期間が履歴書と職務経歴書で一致している
- 必須条件に関係する経験が書いてある
- 使えるソフトと担当範囲が書いてある
- 経験していないことが例文から混ざっていない
- 退職理由を書く場合、事実と食い違っていない
- 指定された書類とファイル形式になっている
- 添付したファイルを開いて確かめた
退職理由の言い方に迷ったら、退職理由の言い換え例文を使ってみてください。
読み手を考えて作ったことは、経験が少なくても書類から伝わります。ここは今日から変えられますよ!
無料ツールで整える
白紙から書こうとすると、手が止まりやすいですよね。
たたき台を作ってから、自分の言葉に直すと進めやすくなります。
選ぶだけで自己PRのたたき台ができる、無料のツールを作りました。
強みや成果も含め、実際の経験と合うか確かめてください。

AIを使って書類を整えたい人は、AIで書く履歴書・職務経歴書の記事もどうぞ。
第三者に見てもらう
自分だけで直すと、同じところで止まりやすいものです。
人に読んでもらう方法もあります。
頼むときは、「この求人で必要な経験が、書類から伝わりますか?」と聞いてみてください。
見てほしい場所がはっきりします。
- 事務の仕事をしている知人
- ハローワークの窓口
- 転職エージェントの担当者
転職エージェントに頼むなら、まず事務職に強いところを比べてみてください。

候補を絞れない人は、7つの質問に答える無料の診断も使えます。
書類選考が通らなくて落ち込むときは

書類選考が続けて通らないと、落ち込みますよね。
理由を教えてもらえないことも多いので、なおさらです。
落ちるのは自然なこと
転職で書類に落ちるのは、珍しいことではありません。
採用の仕事をしている私も、応募者としては書類で落ちています。
書類で落ちても、あなたの全部を否定されたわけではないので、自分を責めすぎないでくださいね。
眠れない、食べられないなどの不調が続くときは、次の応募より先に相談してください。
こころの耳に相談先がまとまっています。
次の応募で試すことを1つ決める
少し落ち着いたら、次の応募で試すことを1つだけ決めましょう。
たくさん直すより、1つ決めて試すほうが、次に進みやすくなります。
- 志望理由に求人票の仕事を入れる
- 担当した範囲を書き足す
- 関係のある経験を上に書く
- 条件の合う求人に変える
1つなら、今日決められるクマ!
書類選考が通らない人のよくある質問

書類選考が通らないときに出てきそうな質問を、7つにまとめました。
Q1. 書類選考に何社落ちたら見直すべきですか?
何社という決まった数はありません。
続けて落ちているなら、応募条件と伝え方を分けて見直すのがおすすめです。
Q2. 書類選考に落ちる確率はどのくらいですか?
落ちる確率は、会社や募集の内容で変わるので、一律には言えません。
書類が通る割合も、募集内容や調査対象によって異なります。
- 応募者の数と採用の枠
- 経験者を優先する募集かどうか
- 必須条件に合っているか
確率より、自分の応募が条件に合っているかを確かめてみてください。
Q3. 書類選考の書類は誰が見るのですか?
誰が見るのかは、会社によって違います。
- 人事の担当者
- 現場の責任者
- 社長
私の場合は、書類選考から最終面接まで担当しています。
自己PRも全部読んでいます。
Q4. 30代の転職で書類選考が通らないのは年齢のせいですか?
個別の不採用の理由が年齢かどうかは、結果からはわかりません。
厚生労働省の案内では、募集や採用で年齢を理由に制限することは禁止とされています。
書類選考で年齢を基準に判断することも同じです。例外の事由も決められています。
年齢は変えられませんが、経験の書き方は変えられます。
できるのは、経験と応募先の仕事をつなげて書くことです。
これまでの担当範囲を具体的に書いてみてください。
Q5. 未経験でも書類選考は通りますか?
未経験だからといって、通らないとは限りません。
ただ、経験者を優先する募集もあるので、応募前に条件を確かめましょう。
- 電話や来客の対応
- パソコンでの入力や資料作り
- 書類の確認や管理
未経験も歓迎の求人を選び、関係する経験を書くのがおすすめです。
私が会ってみたいのは、整理されていて読み手を考えて作ったとわかる書類です。
Q6. 履歴書は手書きとパソコンのどちらがいいですか?
応募先に指定があれば、指定に従いましょう。
- 募集要項の指定
- 提出の方法(郵送かメールか)
- 指定のファイル形式
指定がなければ、一般にはパソコンで作って問題ないと言われます。
どちらでも、読みやすく整っていることを確かめてくださいね。
Q7. 書類選考で落ちた理由は聞けますか?
問い合わせること自体はできますが、教えてもらえないことも多いと言われます。
不採用の理由を回答しないと案内があれば、尊重しましょう。
担当者経由の応募なら、まず担当者に確認します。
- 応募した職種と名前
- 選考のお礼
- 今後の参考に理由を聞きたいこと
返事がなくても動けるように、応募条件と書類を自分で見直すことも進めておきましょう。
まとめ|書類選考が通らなくても、直す場所がわかれば次は変えられる

書類選考が通らないときは、応募条件と伝え方を分けて見ましょう。
伝え方は、私が見ている場所から直せます。
- 志望理由と仕事のつながり
- 強みと事務の仕事のつながり
- 数字や事実の裏付け
- 任せられる範囲
経験が少なくても、読み手を考えて作ったとわかる書類にはできます。
出す前に、提出前のチェックリストで確かめてみてください。
面接まで進んだら、最終面接で落ちる理由も読んでみてくださいね。
次に出す1社分から、一緒に直していきましょう!



