転職フェアに参加してみた体験談|「意味ない」と思ったけど気づきもあった!


転職フェアって、正直意味ないんじゃない?
そう思って不安になっていませんか?
私が実際に参加してみて出た結論は、転職フェアは参加して「意味がある人」と「意味がない人」がはっきり分かれるということです。
目的があいまいなまま参加すると「時間を無駄にした」と後悔しやすい一方、事前準備をして臨めば「行ってよかった!」と思えることもあります。
私自身も地方都市の転職フェアに参加した経験があり、正直ガッカリした部分もあれば、「行ったからこそ気づけたこと」もありました。
この記事では、以下のことをわかりやすくまとめています。
- 転職フェアが意味ないと感じやすい理由
- 実際に参加してみたリアルな体験談
- 行くべき人・行かなくてもいい人の違い
- フェアをムダにしないための準備や代替手段

「転職フェアは本当に意味ある?行くべき?」と迷っている方が、この記事を読めば自分にとって必要かどうか判断できるはずです。
最新の開催スケジュールや参加企業は公式サイトで確認できます。
転職フェアは意味ない?それとも行った方がいい?

「転職フェアって意味ないのかな…でも行った方がいいのかな?」
そんなふうに迷う人は少なくありません。
結論から言うと、転職フェアは「誰にでもおすすめできるイベント」ではなく、向き・不向きがはっきり分かれる場です。
転職の段階や性格によって「参加してよかった!」と感じる人もいれば、「時間のムダだった」と感じる人もいます。

ここではまず、どんな人にとって意味がないのか、逆にどんな人にとっては意味があるのかを整理してみましょう。
転職フェアを「意味ない」と感じる人は結果を早く出したい人
転職フェアを「意味ない」と感じやすいのは、効率重視で早く結果を出したいタイプの人です。
たとえば…
- 「すぐにでも内定が欲しい」「短期間で転職を決めたい」人
- 求人の数や質をしっかり比較したい人
- 家庭や仕事が忙しくて、無駄な時間を過ごしたくない人
- 人混みや待ち時間が苦手で、疲れるのがイヤな人
こういう方は、わざわざ会場に出向いても「ネットやエージェントの方が早い」と感じやすいんです。
私自身も参加したとき、「情報は浅いし、応募は結局自分でやるし…」と効率面では正直イマイチに思いました。

つまり、転職フェアは「スピードと効率を求める人」にはあまり向いていないと言えます。
転職フェアを「意味ある」と思える人は情報収集段階の人
転職フェアを「意味ある」と感じやすいのは、まだ転職の方向性を探している人や、人と直接話すことでやる気が出るタイプの人です。
具体的にはこんな方が向いています。
- 「転職しようかな?」と考え始めたばかりで情報収集をしたい人
- ネットの求人情報だけではイメージがわかず、雰囲気を肌で感じたい人
- 誰かと話すとモチベーションが高まる、人と接することでスイッチが入るタイプの人
- 新しい業界や知らない会社に出会ってみたい好奇心がある人
実際に担当者と話してみると、求人票だけでは分からない社風や人柄を感じられて「この会社ちょっといいかも」と思えることもあります。
また、同じように転職を考えている人がたくさん集まっている雰囲気に触れるだけでも、「私も頑張ろう!」と背中を押されることがありますよ。

つまり、転職フェアは「情報収集段階」や「モチベーションを高めたい時期」にこそ意味があるイベントなんです。
転職フェアに行っても意味ないと感じる5つの理由


せっかく時間をかけて転職フェアに行ったのに、正直あまり意味なかったかも…?
そんな声は珍しくありません。
転職フェアは「出会いの場」としての価値はありますが、参加した人の多くが「期待していたほどじゃなかった」と感じるポイントもあります。
とくに効率を重視する人や、具体的な求人情報を求めている人にとっては、時間や労力に見合わないと感じやすいのが実情です。
ここでは、「転職フェアが意味ない」と言われる主な理由を5つに分けて紹介します。

自分に当てはまるかどうかを確認しながら読んでみてくださいね。
転職フェアはその場で選考につながらない
転職フェアは「その場で内定や選考が進む場」ではありません。
ブースで企業の担当者と話すことはできますが、実際の流れはほとんどの場合こんな感じです。
- 企業の概要を聞く
- 名刺やパンフレットをもらう
- 「ぜひ応募してくださいね」と案内される
- 後日、自分でエントリー・書類提出
つまり、フェアはあくまで「出会いのきっかけ」にすぎず、応募や面接には直接つながらないのです。
私も参加したとき、「ここで何かが動き出すかも!」と期待していましたが、実際はその後の手続きは全部自分で進める必要がありました。

「効率よく転職を進めたい」人には遠回りに感じやすいのが、このポイントなんですよね。
話や資料が浅くてネットやハローワークの求人票と同じ
転職フェアで得られる話や資料は「浅くてネットと同じ内容」にとどまることが多いです。
会場で配られるパンフレットには、企業理念や福利厚生などが書かれていますが、正直、転職サイトや公式HPで見られる情報がほとんど。
担当者に質問しても、求人票を基に説明されることが多く、「もっと具体的なことが知りたかったのに…」と感じました。
特に気になる「働き方の実態」「評価制度」などの深い情報は、その場ではほとんど得られませんでした。
実際に私も「この話、求人票を読み上げてるだけじゃない?」と思った経験があります。

つまり、転職フェアは「一次的な情報収集の場」にはなるけれど、詳しい条件やリアルな職場環境を知る場としては物足りないのです。
人気ブースは混んでいて話せない
人気のある企業のブースは常に混雑していて、じっくり話すのは難しいです。
有名企業や大手企業のブースは、開始直後から長蛇の列になることも珍しくありません。
私が参加したときも、「人気の官公庁などは、行列になっており、数十分待ち」という状況でした。
いざ順番が来ても、担当者と話せるのはせいぜい数分程度ですよね。
後ろに並んでいる人がたくさんいると、こちらから詳しく質問をするのも遠慮してしまいます。
結果的に、「せっかく並んだのに聞けたのは表面的な話だけ」「回れたのは数社だけ」ということになりやすいです。

効率よく多くの情報を集めたい人にとっては、大きなデメリットと言えるでしょう。
応募や面接は結局自分でやる必要あり
転職フェアに参加しても、その後の応募や面接は結局すべて自分で進める必要があります。
会場で担当者から「ぜひ応募してください」「面接の予約も取れますよ」と声をかけてもらえることもあります。
私も実際にそう言われたのですが、最終的には企業サイトや転職サイトから自分でエントリーして、日程調整も自分で対応する必要があります。
つまり、その場でスムーズに選考へ進めるわけではなく、あくまで「きっかけ作り」にとどまるのが実情です。
忙しい人にはタイパが悪く感じやすい
結論、仕事や家庭で忙しい人にとって、転職フェアは時間対効果が悪いと感じやすいイベントです。
私は転職フェアに行ったとき、移動〜会場での滞在、ブース待ちなど半日以上かかりました。
参加して得られたものもありましたが、同じ時間を使うなら、転職エージェントへの相談や書類のブラッシュアップに充てたほうが効率的だと感じました。
つまり、限られた時間で結果を出したい人には、転職フェアはあまり向いていないと言えます。
【体験談】私が地方都市の転職フェアに参加してみた感想

地方都市で開催された転職フェアに、実際に参加してみました。
「どんな企業に出会えるのかな?」と期待半分、不安半分で足を運んだのですが、参加してみると良かった点と少し残念に感じた点の両方がありました。
ここでは私の体験談を正直にお伝えします。
これから参加を検討している方の参考になれば嬉しいです。
転職フェアに参加してよかったのは面接の前練習になったこと
一度参加してみて良かったのは、「今の転職市場の雰囲気」を肌で感じられたことです。
会場には活気があり、実際に企業の担当者と話す中で「どうして転職を考えているのですか?」など、面接でもよく聞かれる質問をされました。
思っていたより本格的なやり取りになり、ちょっとした「面接の前練習」になったのは大きな収穫です。
あらためて「しっかり答えを準備しておく必要があるな」と再認識できたのは、行ってみて良かったと思えるポイントでした。
転職フェアに参加してガッカリしたのは応募したい会社がなかったこと
私の参加した転職フェアでは出展企業は40社ほどあったのですが、実際に自分の希望する職種を募集しているところは思ったより少なめでした。
さらに通勤時間など条件を考えると、「ここに応募したい!」と思える会社は正直ほとんどゼロに近かったです。
なので、「転職フェアに行けば理想の求人に出会えるはず!」と期待しすぎるとガッカリしてしまうかもしれません。
あくまで情報収集や雰囲気を知る場として参加するくらいがちょうどいいな、と感じました。
結論:一度は経験としてアリ。2回目は出展企業で決めよう
参加してみて思ったのは、「やっぱり転職するならエージェント経由のほうが効率的かも」ということです。
もちろん、自分が本当に入りたい会社が出展しているなら2回目以降も行く価値はあると思います。でもそうでなければ、正直1回参加すれば十分かなというのが本音。
とはいえ、一度行ってみて学べたことは多く、「転職フェアってどんな雰囲気なんだろう?」と気になっている人には経験としておすすめできます。
当日の服装や動き方が気になる方は、実体験を詳しくまとめたこちらもどうぞ。
▶【体験談あり】マイナビ転職フェアの服装・当日の流れを徹底レポ|40代女性参加のリアル
転職フェアをムダにしないためにできる準備

転職フェアを「行って終わり」にしてしまうのはもったいないこと。
せっかく時間を使って参加するなら、事前の準備で得られる成果が大きく変わります。
気になる企業を事前にリストアップしたり、質問をまとめたりするだけでも印象はアップ。ここでは、転職フェアをムダにしないために押さえておきたい準備ポイントをご紹介します。
気になる企業をいくつか決めてから行く
転職フェアでは、会場に行ってから企業を探し始めると時間が足りなくなりがちです。
事前に「気になる企業」をいくつか決めておくことで、効率的に回れて話も深めやすくなります。
パンフレットや公式サイトを見て、自分の希望条件や興味に合いそうな企業をリストアップしておくと安心です。
そうしておけば、当日は「この企業は必ず行こう」と優先順位をつけて動けるので、ムダなく充実した1日になりますよ。
聞きたいことをメモしておく
その場で質問を考えようとすると、緊張して頭が真っ白になったり、聞きたかったことを忘れてしまったりしがちです。
あらかじめ「仕事内容の詳しい流れ」「求める人物像」「入社後の研修制度」など、自分が知りたいことをメモして持っていくのがおすすめ。
メモがあるだけで落ち着いて会話できるし、企業の担当者にも「準備してきている人だな」と好印象を持ってもらいやすいですよ。
コチラの記事では転職フェアの準備や持ち物を詳しく解説しています!
▶転職フェアに必要な準備と持ち物リスト|体験談から学ぶ成功のコツ
転職する理由を前向きに答えられるようにしておく
転職フェアで私が必ず聞かれたのが「転職を考えている理由」です。
ここでネガティブに答えてしまうと、担当者にマイナスの印象を与えかねません。
たとえば「今の会社が嫌だから」ではなく、「もっとスキルを活かせる環境に挑戦したい」「新しい分野で成長したい」といった前向きな表現に言い換えるのがポイント。
ポジティブな理由を準備しておくだけで、企業側も「この人は意欲がある」と感じやすくなりますよ。
前向きな転職理由の伝え方は、履歴書や面接でも大切です。下記の記事も参考にどうぞ。
▶ 【書類選考を突破せよ】AIで差がつく履歴書・職務経歴書の書き方
▶ 事務職の面接はこれで安心!よく聞かれる質問と答え方完全ガイド|やさしく学べる面接対策
帰ったら企業からのお礼メールに返信する
転職フェアのあと、こちらから企業に直接メールすることは少ないかもしれません。
でも、企業側から「本日はご参加ありがとうございました」といったお礼メールが届くことがあります。私も数社からお礼のメールが届きました。
そのときにきちんと返信しておくと、担当者に誠実な印象を持ってもらえます。
内容はシンプルで大丈夫。「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。ぜひ選考にも挑戦したいと思います」など、前向きなひと言を添えて返すだけで、他の参加者と差をつけられます。
また、準備をしっかりしておくことで、フェアをムダにせずに活用できます!
ちなみに私自身の参加レポもあるので、「当日のリアルを知りたい!」という方はこちらもチェックしてみてください。
▶ 【体験談あり】マイナビ転職フェアの服装・当日の流れを徹底レポ|40代女性参加のリアル
「転職フェアは意味ないかも」と思ったときの代わりの方法

「転職フェアに行ってみたけど、思ったより収穫がなかった…」そんなふうに感じる人も少なくありません。
でも安心してください。
転職活動の方法はフェアだけではなく、他にもいろいろあります。
ここでは、私自身も実際に使ってみて役立った、転職フェアの代わりになる方法をご紹介します。
転職エージェントに相談する
転職フェアに行かなくても、転職エージェントに登録すれば、担当者がマンツーマンで相談にのってくれます。
自分の希望条件に合った求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策までサポートしてくれるのが心強いポイントです。
特に「どんな仕事が自分に合っているのかイメージがぼんやりしている」という人には、エージェントとの面談が大きな気づきにつながることもあります。

家にいながらオンラインでも相談できるので、忙しい人や地方に住んでいる人にもおすすめです
スカウト型サービスを利用する
自分から応募しなくても、企業やエージェントからオファーが届くのが「スカウト型サービス」です。プロフィールや職務経歴を登録しておくだけで、条件に合う企業から声がかかる仕組みになっています。
「自分にどんな企業が興味を持ってくれるのか知りたい」と思っている人には特におすすめ。
思いがけない業界や企業からスカウトが来ることもあり、視野が広がります。もちろん、必ず応募する必要はないので、気軽に使えるのもメリットです。
代表的なサービスとしては「ミイダス」や「リクナビNEXT」などがあります。
詳しくは下記の記事にまとめていますのでご覧になってください。
▶ リクナビNEXT登録時の「注意点」を徹底解説|現職バレ対策からスカウト管理まで
▶ ミイダス「診断だけ」つかってみたリアルレビュー|営業電話なし&通知OFFで安心診断!
オンライン転職イベントを試してみる
最近は、自宅にいながら参加できるオンライン型の転職イベントも増えています。
パソコンやスマホがあれば気軽に参加できます。
地方に住んでいる人や、会場に足を運ぶのが大変な人にも便利です。
事前に気になる企業のセミナーや説明会に申し込み、担当者に直接質問できることもあります。
カメラをオフにして視聴できる場合も多いです。
「転職フェアの雰囲気を知りたいけど、いきなり対面は緊張する…」という人にもおすすめです。
Q&A|転職フェアについてのよくある質問

転職フェアに興味はあるけれど、「本当に行く意味あるの?」「行ってもムダにならない?」と疑問に思う方も多いはず。
ここでは、よくある質問をピックアップして、わかりやすく答えていきます。参加を迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
Q1. 転職フェアって本当に意味ないの?
A. 誰にでも意味がないわけではありません。
「すぐに転職したい人」や「求人の質を重視したい人」には効率が悪く感じやすいです。
「情報収集したい」「社風を知りたい」「転職のスイッチを入れたい」人には役立ちます。
Q2. 転職フェアに履歴書や職務経歴書は必要?
A. イベントによっては「履歴書なし・私服OK」と書かれているものも多いです。
志望度の高い企業があるなら、履歴書や職務経歴書を持参すると印象アップにつながります。
Q3. 転職フェアに行くだけで内定につながる?
A. 基本的にはその場で内定が出ることはありません。
担当者との会話で「雰囲気」をつかむ場です。その後は自分で応募・面接を進める必要があります。
Q4. 地方都市の転職フェアでも参加する意味はある?
A. 大都市に比べると参加企業数は少なめですが、地元密着の企業や相談ブースが多いこともあります。
「地元で働きたい」「まずは雰囲気を知りたい」方には一度行ってみる価値があります。
Q5. 転職フェア以外で効率的に転職できる方法は?
A. 転職エージェントを利用すると、求人紹介から面接調整までワンストップで進められます。
また、スカウト型サービスやオンライン転職フェアを併用すると、効率よく情報収集ができます。
まとめ|転職フェアは経験として一度行くのはアリ!

参加してみて思ったのは、「転職フェアは一度は経験として行ってみるのはアリ。でも2回目は行かなくてもいいかな」というのが正直な感想です。
求人探しの効率だけを考えるなら、転職エージェントやスカウト型サービスを使うほうがスムーズに進むと思います。
それでも、会場の雰囲気を体感できたり、担当者と話すことで面接の練習になったりと、行ってみなければ分からなかった学びもありました。
なので「ちょっと気になるな」という方は、一度参加してみるのも良い経験になるはずです。
開催スケジュールや参加企業は毎回違うので、気になる方はぜひマイナビ転職フェア公式サイトをチェックしてみてくださいね。
あなたの転職活動がより良いものになるよう応援しています!